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NATURE IN THE GLASS 「水はめぐる」PART 1

aquajournaljpアクア・ジャーナル編集部

水上部分をメインに水の循環をテーマにしたアクアテラリウム


[ 水はめぐる ] 私たちアクアリストにとって、あまりにも身近な存在である水。人間はもちろん、地球上のすべての生物にとって、水は欠かすことのできないものである。自然界の水は一箇所に留まることなく、さまざまな形で環境の中を絶えず循環している。私たちが見ている“水”は、その一瞬の姿に過ぎないのだ。そんな水の循環を、水上と水中のつながりで表現することをコンセプトに、このレイアウトを制作した。水上部分は数種のモスを主体に、小型ランやベゴニアなどのジャングルプランツ、水際にはラゲナンドラやブセファランドラを植栽。水中部分は暗くなり過ぎないように、ミクロソラム・トライデントと南米モスのみとしている。

DATA


撮影日:2020年2月18日(ADA)
制作:本間 裕介(レイアウト制作・文)
水槽:キューブガーデン W180×D120×H60(cm) ※オーダーダーメイド 特注ミストフローボックスでミストフロー4台使用
照明:ソーラーRGB×6基 1日8時間30分点灯
ろ過:スーパージェットフィルターES-2400(バイオリオL)
水位管理:水中ポンプを使い1時間に1回約150L増減、2時間おきに1分間ミスト散水
時間管理:パワーコードS-70
素材:流木、山水石
底床:アクアソイル-アマゾニア、トロピカルリバーサンド、パワーサンド・アドバンスL、 バクター100、クリアスーパー、トルマリンBC
CO2CO2ビートルカウンターで1秒に8滴、出水パイプ内に添加(タワー使用)
添加剤:ブライティK、グリーンブライティ・ミネラル、グリーンブライティ・アイアン、佗び草ミスト
換水:1週間に1度 1/3
水質:水温25℃ pH:6.8 TH:20mg/L
素材:山水石

植物:
佗び草マット ハイグロフィラ・ピンナティフィダ
佗び草マット クリスマスモス
BIO ブセファランドラsp. シンタン
ジャングルプランツ ミクロソラム・トライデント
ジャングルプランツ ラゲナンドラ・ヴィネイチャンドラ
ジャングルプランツ ラゲナンドラ・ケラレンシス
ジャングルプランツ ラゲナンドラ・ミーボルディレッド
ジャングルプランツ ディネマ・ポリブルボン
ジャングルプランツ セロジネ・フィンブリアータ
ジャングルプランツ エピデンドラム・ポーパックス
ジャングルプランツ メディオカルカ・デコラタム “オレンジ”
ジャングルプランツ セラトスティリス・フィリピネンシス
ジャングルプランツ ペリオニア・レペンス
ベゴニア・クロロスティクタ
ベゴニア・ドラコペルタ
ベゴニア・ドレゲイ
ベゴニア・ルゾネンシス
ベゴニア・アンフィオクサス
ベゴニア・ネグロセンシス
ベゴニア・ウェルシコロール
ベゴニア・バルサロウクシエ
ベゴニア・ライア
ベゴニアsp. サラワク
ベゴニアsp.
アヌビアス・ヘテロフィラ
ブセファランドラsp. レッドミニ
ラゲナンドラsp. シルバー
ニューオランダプラント
ネペンテス・アンプラリア×
(スペクタビリス×タランゲンシス)
アルディシアsp.
バルボフィラム・アンブロシア
アスプレニウム・アンティクム
ヘミオニティス・アリフォリア
ヘリアンフォラ・ミノール
デンドロビウム・リケナストラム
バルボセラ・アウストラリス
ペペロミア・エマルギネラ
テンプルプラント・コンパクト
ラージリーフ・ハイグロフィラ
ペルタンドラ・ウィルギニカ
ブレクナム・ギッバム・シルバーレディ
プレウロタリスsp.
ホマロメナsp. スカダウサウス
ホマロメナsp. リンガ
ホマロメナsp.
フィカス・プミラ・クエルシフォリア
フィカスsp.
シマオオタニワタリ
シノブゴケ
コアカミゴケ
ヒメレンゲゴケ
ヒメジョウゴゴケ
ヒバゴケ
モウセンゴケ
カラテアsp.
カタヒバ
オニヒノキシダ
サクラタデ
リュウノヒゲ
南米モス

魚種
ラスボラ・カロクロマ
ラスボラ・ヘテロモルファ
ミクロラスボラsp.
ブルーネオン ハニードワーフ・グラミー(ワイルド)
ドワーフ・グラミー(ワイルド)
ボルネオ・プレコ
ホンコン・プレコ
パキスタン・ローチ
プンティウス・フォーシー
クテノプス・ノビリス
ボララス・ブリジッタエ
サイアミーズ・フライングフォックス
オトシンクルス
ヤマトヌマエビ

 

タイマー制御で熱帯雨林の水位変化を再現

26分をかけ水位が15cm上下する。
水位変化の表現
自然界では環境は常に変化し、一定ではない。そこで、環境を過度のストレスにならない範囲で変化させることで、生き物が持つ本来の魅力を引き出すことはできないかと考えた。この水槽では、雨で水位が上下するように、周期的に水位を変動させる仕組みになっている。

 
パワーコード S-70
パワーコード S-70による制御
新製品のパワーコード S-70は、タイマーの設定を70個登録することができる。このタイマー機能を利用し、市販の電磁弁と水中ポンプを組み合わせて、1時間に1回、約15cm水位が上下する仕組みをつくった。

 
ミストフローで水分を補給
水槽の背面上部には、特注のミストフローボックスを2基設置。そこからミストフローによる霧が発生し、石肌に活着したモスや水上部分の植物たちを潤しながら水面に流れ落ちていく。水分補給と演出効果の役割がある。

 
水際の植物たち
水際に生えるラゲナンドラやブセファランドラの自生地は、天候によって水位が変化し、水上にも水中にもなる。そこで、自生地と同じように水位が上下するようにし、根が活性化することを期待した。

 
水上部分のボリュームがあるため、上のほうから見るのも楽しい。アクアテラリウムにパルダリウムの表現を取り入れている。
NATURE IN THE GLASS 「水はめぐる」PART 2

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