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NATURE IN THE GLASS 「蒼天の庭」Part1

aquajournaljpアクア・ジャーナル編集部

七つの万天石で迫力と遠近感を表現した無作為の石組水景


[ 蒼天の庭 ]一度でも石組レイアウトに挑戦したことのある方にはご理解いただけると思うが、典型的な石組レイアウトは構成がシンプルである分、テーマを明確にしないと個性を出すのが難しい。今回の万天石を用いた180cm水槽の石組レイアウトは、なるべく少ない配石で迫力と遠近感を出すことをテーマに制作している。石を組む際には迫力や水の流れを表現しながらも作為をなくさなければならないというのが師である天野 尚の教えであった。そのためには自然から多くのことを学ぶ必要がある。私の中で石を組むことは人生の永遠のテーマになりそうだ。

DATA


撮影日:2019年1月23日(ADA)
制作:本間 裕介(レイアウト制作・文)
水槽:キューブガーデン W180×D60×H60(cm)
照明:ソーラーRGB×3基(1日8時間30分点灯)
ろ過:スーパージェットフィルターES-2400(バイオリオL)
素材:万天石
底床:アクアソイル-アマゾニアⅡ、パワーサンド・アドバンスL、バクター100、 クリアスーパー、トルマリンBC
CO2:パレングラス・ビートル50Ø、ビートルカウンターで1秒に5滴(タワー使用)
AIR:リリィパイプP-6によるエアレーション 夜間消灯時15時間30分
添加剤:ブライティK、グリーンブライティ・ミネラル、グリーンブライティ・アイアン、 グリーンブライティ・ニトロ
換水:1週間に1度 1/3
水質:水温25℃ pH:6.6 TH:20mg/L

水草:BIO みずくさの森 エキノドルス・テネルス ブロードリーフ/ BIO みずくさの森 ヘアーグラス/BIO みずくさの森 グロッソスティグマ/エキノドルス・アングスチフォリウス/ウィローモス(モスバッグ)

魚種:レッドファントム・テトラ/サイアミーズ・フライングフォックス/オトシンクルス/ヤマトヌマエビ
広がりの感じられる水景
石組の配石と植栽の工夫によって、空間的な広がりの感じられる水景となった。レッドファントム・テトラの赤が緑の草原に映える。


水草の使い分けで石組と空間を引き立てる植栽テクニック

手前の石よりも小ぶりの石を奥に置くことで遠近感を表現。線が細く高さのあるヘアーグラスは、石をボカすのに最適。
配石と植栽による遠近感の表現
遠近感を表現するため、メインとなる手前の石の奥に少し小ぶりの石を配置。この石の根元にヘアーグラスを植栽して石をボカすことで遠くにあるように見せ、配石の遠近感をさらに強調している。
水草の高さで変化をつける
レイアウト奥側の植栽はヘアーグラスをメインにしたが、単調にならないように親石の後ろと左奥の石の後ろにエキノドルス・アングスチフォリアを植栽して変化をつけた。
ガレ場の表現には小石より大きさのある石を使用。2種類の下草によって葉の間に石が見え隠れする配植に。
ガレ場部分の植栽
大きめの石の下につくったガレ場の部分は、下草が育った時に配置した石が見えるか見えないかの状態になるようにグロッソスティグマとヘアーグラスを組み合わせて植栽。
BIOみずくさの森 ヘアーグラス
NATURE  IN THE GLASS 「蒼天の庭」Part2

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