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NATURE IN THE GLASS 「密林の深奥へ」

aquajournaljpアクア・ジャーナル編集部

水草ミストウォール 120で水上と水中に表現したジャングルに馳せる思い


[ 密林の深奥へ ] 人を寄せ付けないような密林の奥地には、未だ見ぬ水辺の世界があるのだろう。この作品は、そんな人跡未踏の世界を想像し、私自身の好奇心をレイアウトで表現したものである。水槽が大型の120cm水槽であるため、それに見合った大きめの流木を水上に張り出すように配置した。水上部分のボリュームがやや強く感じられるかもしれないが、水上の植物が水中へと根を降ろしたり、逆に水中の有茎草が水上へ葉を展開したりと、水上と水中が互いに絡み合ってバランスを取っている。

DATA


撮影日:2020年1月21日(ADA)
制作:岩堀 康太(レイアウト制作・文)
水槽:キューブガーデン W120×D50×H50(cm)
照明:ソーラーRGB×2基 1日8時間30分点灯、ソーラーRGB専用シェード
システム:水草ミストウォール 120、水草ミストウォール 120 対応スチールキャビネット、 ミストフロー、ライトスクリーン120 W120×H50(cm)用 ※水槽システムは近日発売予定
ろ過:スーパージェットフィルターES-1200(バイオリオL) 壁面用:スーパージェットフィルターES-600(バイオリオM)
底床:アクアソイル-アマゾニア Ver.2、トロピカルリバーサンド、 パワーサンド・アドバンスM、バクター100、クリアスーパー、トルマリンBC
CO2パレングラス・ビートル40Ø、ビートルカウンターで1秒に5滴(タワー使用)
AIR:リリィパイプP-6によるエアレーション 夜間消灯時15時間30分
添加剤:ブライティK、グリーンブライティ・ミネラル、グリーンブライティ・アイアン、 グリーンブライティ・ニトロ
換水:1週間に1度 1/3
水質:水温25℃ pH:6.8 TH:20mg/L

植物:ツーテンプル / ニューラージリーフハイグロフィラ / フィカス・プミラ・クエルシフォリア / マキシラリア・コクシネア / バルボフィラム・ダイヤナム / クリプトコリネ・スピラリス / アヌビアス・グラブラ / ミクロソラム・トライデント / ボルビティス・ヒュデロッティ / ボルビティス sp. UK / ブレクナム・ギッバム・シルバーレディ / ミクログランマ・バクシニフォリア / 佗び草マット クリスマスモス / 佗び草マット スパイキーモス / 佗び草マット ピーコックモス / 佗び草マット ハイグロフィラ・ピンナティフィダ / 佗び草マット ヤマサキカズラ / 佗び草マット ベゴニア・リケノラ / ジャングルプランツ ラゲナンドラ・ミーボルディ・グリーン(LC) / ジャングルプランツ ラゲナンドラ・ミーボルディ・ヴィネイチャンドラ(LC) / ジャングルプランツ ラゲナンドラ・ミーボルディ・ケラレンシス(LC) / ジャングルプランツ ペリオニア・レペンス(LC) / ジャングルプランツ セロジネ・フィンブリアータ

魚種:ラスボラsp. ゴールドライン / ラスボラ・ヘンゲリィ / プンティウス・ペンタゾナ・ジョホレンシス / ベタ・アルビマルギナータ / チョコレート・グラミィ / サイアミーズ・フライングフォックス / オトシンクルス / ヤマトヌマエビ

 

水草ミストウォールとテラテープでつくる植物が生い茂る密林の情景


水草の水上葉や着生植物などを用いたアクアテラリウムを実現するために、ADAでは佗び草ウォールやシステムテラ 30などを製品化してきました。その最新モデルが水草ミストウォールです。水草ミストウォールでは、水上部分の湿度を維持し、演出効果もあるミストフローが設置できるようになりました。また、水上に張り出した流木に水を吸い上げる効果のあるテラテープも発売になり、これらとジャングルプランツ、佗び草マットなどを組み合わせることで、植物が生い茂る密林の情景が楽しめます。水草の水上葉や着生植物などを用いたアクアテラリウムを実現するために、ADAでは佗び草ウォールやシステムテラ 30などを製品化してきました。その最新モデルが水草ミストウォールです。水草ミストウォールでは、水上部分の湿度を維持し、演出効果もあるミストフローが設置できるようになりました。また、水上に張り出した流木に水を吸い上げる効果のあるテラテープも発売になり、これらとジャングルプランツ、佗び草マットなどを組み合わせることで、植物が生い茂る密林の情景が楽しめます。
ウォールで育てるラゲナンドラ
ジャングルプランツにラインナップされているラゲナンドラ・ミーボルディの仲間は、マットに活着させてウォールで育成することもできる。
ジャングルプランツ ラゲナンドラ・ ミーボルディ・ヴィネイチャンドラ

 
構図 2019年7月8日 撮影
奥深い密林を表現した構図
A流木はうねりを生かし、壁面に立てかけずに自立させた。B水上の植物を手前に展開させることであえて圧迫感を出し、密林の印象を表現した。

 
テラテープを流木に巻く
木立性シダのブレクナムは、テラテープを用いることで流木にもしっかりと根を張る。同様につる性シダや着生ランも育成できる。
テラテープ

 
大型ウォールに適したヤマサキカズラ
丈夫でボリュームの出るヤマサキカズラは、大型のウォールほど本領発揮する。長い葉柄は、ラゲナンドラやハイグロフィラ・ピンナティフィダで隠した。
佗び草マット ヤマサキカズラ

 


葉の形と色で変化をつけた水草ミストウォールのジャングルレイアウト

①ラゲナンドラで変化をつける
赤系の着生植物が少ない中、ミーボルディ・レッドやミーボルディ・ヴィネイチャンドラは重宝する。数株まとめて群落をつくることがポイント。

 
②密林をイメージしたシダの表現
水中にも光が差し込むように、葉に切れ込みが多いブレクナムを選んだ。ブレクナムは丈夫な大型のシダで、私の抱く密林のイメージにもマッチしている。

 
③ウォールに起伏をつける
流木を自立させているため、植物だけでウォールに起伏をつけなければならない。ヤマサキカズラをポイントに配置し、ピンナティフィダを群生させた。

 
④レイアウト水中部分の表現
水中には3種のラゲナンドラを植栽。耐陰性があり、クリプトコリネに比べて溶けにくいが、印象が暗くなりすぎたため前景は化粧砂に変更した。

 
ジャングルの葉模様
密林の奥地では、多種多様な植物がひしめき、濃密な葉模様を描く。そんな情景に思いを馳せる。

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