ADAスモールトークは、ADAスタッフの目線で生き物や出来事、発見、感動などをお伝えする読み物コンテンツです。

3日間限定で開催された「ADA Welcome day」。
そこで大好評をいただいたオリジナルグッズについて制作に携わったスタッフがひもといていきます。

「アクア・ジャーナル」の原点

今回のイベントでは入場者特典としてタブロイド紙「水族譚」を配布いたしました。
水族譚（SUIZOKU-TAN）とは、ADAの前身となるアクアリウムショップ時代に天野 尚がお客様に向けて発行していた知る人ぞ知る季刊紙の名前です。その内容はマニアックで、熱狂的。時代は変われど、趣味はそうでありたいという思いを込めて、今回はタブロイド紙として復活させました。オリジナルの「水族譚」は、その後「アクア・ジャーナル」へと発展しました。

ADAのイベントでおなじみのオリジナルピンズ

ADAファンなら、コレクションされている方も多いのではないでしょうか。私もADAのピンズが大好きで一ファンとしていくつかコレクションしています。グッズ制作についてのお話が出た時にどうしてもピンズを制作したくてさまざまな案を持ち寄りました。「自ら欲しいと思ったモノをつくる」というADAのモノづくりの基本姿勢。そんな姿勢からできたグッズになります。

そんなオリジナルピンズですが、一つの水槽の中に湧き上がる想像力と、ガラスの中に広がるいくつもの世界をアイコニックに表現しました。これを胸につけてあなた自身の想像力もかき立てましょう！

 

日常で使えるADAグッズ

趣味の世界だからこそ、道具にこだわり、長く使いたい。本物の良さは長く使うことで愛着となって現れる。
そんな思いを体現するためにADAの手に取る製品の多くには18-8ステンレス素材が採用されています。この素材は高い堅牢性と錆に強い特徴があり、今回のステンレスマグにも同じ素材を使用しています。このマグカップでコーヒーでも飲みながら、ネイチャーアクアリウム・ギャラリーを思い出してほしいという願いを込めて制作しました。

 

小さな生命を愛する×ロマン

こちらもADAグッズのおなじみとなっているオリジナルTシャツ。今回のアイテムはADAファンの方ならどこか懐かしみを感じるのではないでしょうか。それもそのはず。こちらはADAの書籍の表紙や水景からオマージュしてデザインしています。

Tシャツ カエル
1994年から現代までつづく月間情報誌「アクア・ジャーナル」によってネイチャーアクアリウムの最新情報を伝え続け、それに並ぶ情報誌としてネイチャーアクアリウム製品やノウハウを詰め込んだカタログがあります。その中でも製品ラインナップがはじめて出そろい、掲載されたカタログがあります。その表紙を飾ったのがキューブガーデン・スペリアとアカメアマガエル。私はこの表紙をはじめて見た時、天野前社長の製品に対する自信と「小さな生命を愛せずして、大自然を語ることはできない」という自然への強い思いを感じました。そこからインスピレーションを得て制作しました。

 

Tシャツ ディスカス
過去にディスカスをネイチャーアクアリウムで観賞するために制作された水槽があります。ディスカスが優雅に遊泳するために考えられた水草の植栽はまるでディスカスの舞台のようにも感じ取れました。誰もが夢見る自分が愛する魚と水草を美しく育てる。そんなアクアリストにとってロマンある光景をデザインに落とし込みました。

 

LERAN FROM NATURE

すべてのADAスタッフは「自然から学ぶ」という姿勢で、美しいネイチャーアクアリウムを実現するために取り組んでいます。それを忘れないためにADAのユニフォームには”LERAN FROM NATURE”というスローガンが印刷されています。その姿勢を全てのアクアリストに届けたい。そのような思いで制作しました。

いかがでしたでしょうか。
実はこのようなバックボーンがあったオリジナルグッズ。知ると知らないとではグッズの見方もかわるのではないでしょうか。今後もイベントごとに出るグッズや今までのADAの製品について機会があればひもといてみたいと思います。もしかしたら、自分が使用している製品のことがもっと好きになるかもしれません！