2022.10.14 連載:ADAスモールトーク
ADAスモールトーク #06 「水草赤色パレット」
ADAスモールトークは、ADAスタッフの目線で生き物や出来事、発見、感動などをお伝えする読み物コンテンツです。
今年も気づけば10月に入り、本社を囲むコナラの木々には、今年もたくさんのドングリが実り、どこからともなく香る金木犀の甘い誘惑は、本格的な秋の訪れを体いっぱいに感じさせてくれます。秋というと、まず真っ先に思い浮かぶのが「紅葉」という人は多いのではないでしょうか。
今年度のIAPLCも無事に閉幕を迎え、新たな作品へのインスピレーションを求め、外に足を運ぶ方も少なくないと思います。そこで今回は、紅葉にちなんだ赤系の水草をピックアップし紹介したいと思います。
今年度のIAPLCも無事に閉幕を迎え、新たな作品へのインスピレーションを求め、外に足を運ぶ方も少なくないと思います。そこで今回は、紅葉にちなんだ赤系の水草をピックアップし紹介したいと思います。
ネイチャーアクアリウムでは言わずと知れたタイガーロータス レッド
葉が赤くならないタイガーロータス グリーンも存在しますが、同種共に中心から放射状に広がる太い葉脈を基準に、葉全体に大理石のような斑様が入ることで大変人気の品種です。比較的大型化しやすい印象を受けがちですが、しっかりとした生育環境を整えることで、60㎝水槽でもレイアウトとしてしっかり使用できる品種です。
葉が赤くならないタイガーロータス グリーンも存在しますが、同種共に中心から放射状に広がる太い葉脈を基準に、葉全体に大理石のような斑様が入ることで大変人気の品種です。比較的大型化しやすい印象を受けがちですが、しっかりとした生育環境を整えることで、60㎝水槽でもレイアウトとしてしっかり使用できる品種です。
ルドウィジアの仲間に属するスファエロカルパ
草体の全体的なサイズとしてはやや大きめではありますが、適切な光量下で育成することにより、暖色系では数が少ない中景草として使用できる一種。派手過ぎず、節間の短さから葉がしっかりつまり、伸びてきた背景草の根元もしっかりカバーできるオススメの一種です。
草体の全体的なサイズとしてはやや大きめではありますが、適切な光量下で育成することにより、暖色系では数が少ない中景草として使用できる一種。派手過ぎず、節間の短さから葉がしっかりつまり、伸びてきた背景草の根元もしっかりカバーできるオススメの一種です。
草体全体が褐色に染まるオレンジ・ミリオフィラム
赤色の背景草でよく使用される、ロターラ・インディカやロターラ・マクランドラが見せる鮮紅色の赤とは異なり、スファエロカルパ同様に黄褐色寄りの落ち着いた色合いが印象的です。
適切な光量・CO2の添加を行うことにより、本来の美しい色合いを見せます。赤色の中でも種類によって強弱を持たせたいときなどにオススメの一種です。
また、今回紹介したルドウィジア・スファエロカルパは、ADA LAB GINZAにてBIO みずくさの森として限定販売されています。
赤色の背景草でよく使用される、ロターラ・インディカやロターラ・マクランドラが見せる鮮紅色の赤とは異なり、スファエロカルパ同様に黄褐色寄りの落ち着いた色合いが印象的です。
適切な光量・CO2の添加を行うことにより、本来の美しい色合いを見せます。赤色の中でも種類によって強弱を持たせたいときなどにオススメの一種です。
また、今回紹介したルドウィジア・スファエロカルパは、ADA LAB GINZAにてBIO みずくさの森として限定販売されています。
無菌化されていることにより害虫や藻類の心配がなく、導入時のリスクも最小限に抑えることから、ルドウィジア・スファエロカルパに限らず、ネイチャーアクアリウムにおいてBIO みずくさの森は大変扱いやすいのでオススメです。今回ご紹介した3種からも分かるように、赤色一つをとっても、水草が見せる姿は種によって多種多様です。
私自身も一アクアリストとして、水草たちが見せる種の美しさに対する知見をより深めていければと思います。
私自身も一アクアリストとして、水草たちが見せる種の美しさに対する知見をより深めていければと思います。