ADAスモールトーク #02 「見分けが難しい赤系ロターラ」
多様な生体製品を開発しているADAの生産開発部、通称”グリーンラボ”。
夏至をすぎてもまだまだ暖かく、日照時間が確保されているこの時期でも佗び草たちはベースに力強く根を張り、元気にすくすく育っています。日々多くのADAスタッフがハウス内で新鮮な佗び草を生産し出荷作業を行っていますが、そうした作業の中で新人スタッフが最初に覚えなければならないことがあります。
夏至をすぎてもまだまだ暖かく、日照時間が確保されているこの時期でも佗び草たちはベースに力強く根を張り、元気にすくすく育っています。日々多くのADAスタッフがハウス内で新鮮な佗び草を生産し出荷作業を行っていますが、そうした作業の中で新人スタッフが最初に覚えなければならないことがあります。
それは水草の見分け方。
例えば、ネイチャーアクアリウムの中でも使用頻度が高く、さまざまな種類がある人気の水草「ロターラ」。その中でも特に赤系ロターラの定番種、ロターラ・インディカ 6.5 Øとロターラ sp.Hra 6.5Øは一目見てその違いを見極めるのは至難の業です。夏の暖かな季節が過ぎ去り、気温が徐々に下がってくるこれからの時期はさらに草姿が似てくるため、ベテランスタッフでも見分けるのに多少時間がかかることもあるほどです。
では、どのように見分けるかと言いますと、ずばり「葉の形状」です。
例えば、ネイチャーアクアリウムの中でも使用頻度が高く、さまざまな種類がある人気の水草「ロターラ」。その中でも特に赤系ロターラの定番種、ロターラ・インディカ 6.5 Øとロターラ sp.Hra 6.5Øは一目見てその違いを見極めるのは至難の業です。夏の暖かな季節が過ぎ去り、気温が徐々に下がってくるこれからの時期はさらに草姿が似てくるため、ベテランスタッフでも見分けるのに多少時間がかかることもあるほどです。
では、どのように見分けるかと言いますと、ずばり「葉の形状」です。
違いは細部に現れる
左(インディカ)の葉の形状は葉縁が少し尖ったシャープな形状になるのに対し、右(Hra)は丸みを帯びているのがわかります。このほかにも、インディカの方がHraに比べて葉色が若干明るく色づきますが、時期によっては差異が出にくい場合もあります。そのため、両者を見分ける際は先ず葉の形状に着目するのがオススメです。
一方、水中葉の場合は葉色で違いを判断することができます。インディカの方は橙~赤色に染まるのに対し、Hraはピンクよりの赤に色づきます。
もちろん、照明やCO₂の添加の有無など、育成環境に応じて多少変化しますが、Hraの方がより赤色が際立ちます。
一方、水中葉の場合は葉色で違いを判断することができます。インディカの方は橙~赤色に染まるのに対し、Hraはピンクよりの赤に色づきます。
もちろん、照明やCO₂の添加の有無など、育成環境に応じて多少変化しますが、Hraの方がより赤色が際立ちます。
このように、水草は水上で同じように見えても、水中では見せる葉姿が違ってきてこれが水草を育成する楽しみの一つでもあります。佗び草の生産現場で働く一員として、これからも多くの方に水草を楽しむポイントなどを伝えていけたらと思います。