ADAスモールトーク #26 「ロターラ色々」
ADAスモールトークは、ADAスタッフの目線で生き物や出来事、発見、感動などをお伝えする読み物コンテンツです。
昔からアクアリウムに広く用いられ、背景に適した定番の有茎草として知られるロターラ。数多くの種類が存在しますが、今回は「佗び草」からオススメの3種類をピックアップしてそれぞれ水上葉と水中葉の特徴などをご紹介します。緑色や赤色など色とりどりで美しいロターラをご覧ください。
目を引く定番のブライトグリーンが魅力的
佗び草 グリーンロターラ 65Ø
葉色は明るい緑色をしており、葉は丸形ですが成熟した株は若干葉先が鋭角になります。葉脈も比較的しっかりと浮き出るため、生命力を感じさせます。光の当たり方次第では光沢感も感じられます。
葉色は明るい緑色をしており、葉は丸形ですが成熟した株は若干葉先が鋭角になります。葉脈も比較的しっかりと浮き出るため、生命力を感じさせます。光の当たり方次第では光沢感も感じられます。
水上に比べて葉色はさらに明るい緑に色づきます。葉形は細長く変化します。生長スピードは速くトリミングにも強いため、水槽内では背景に植栽して密生感を高めて緑の繁みをつくるのがオススメです。
複雑な色味が楽しめる変わりロターラ
佗び草 ロターラ・ロトンジフォリア グリーンレッド65Ø
グリーンロターラの変異株をADAで自家増殖したロターラのため、一見するとグリーンロターラと葉色や葉形はそっくりですが、本種はやや黄味がかったように見えます。葉の裏側は若干ピンクに色づくため、そこがグリーンロターラと見分けるポイントになります。
グリーンロターラの変異株をADAで自家増殖したロターラのため、一見するとグリーンロターラと葉色や葉形はそっくりですが、本種はやや黄味がかったように見えます。葉の裏側は若干ピンクに色づくため、そこがグリーンロターラと見分けるポイントになります。
葉形はグリーンロターラと変わらず細く変化しますが、葉色は環境に応じて明るいオレンジからピンクに色づき、複雑な色変化を楽しむことができます。ロターラは斜上生長する性質がありますが、本種は高い匍匐性を見せるため、その性質を利用して中景に植栽するというのもオススメです。
鮮やかな紅色に染まる赤系ロターラの代表格
佗び草 ロターラsp.Hra 65Ø
葉はディープグリーンをしており、葉脈も目立たないことから光沢感のある印象を感じます。一方、茎や葉の裏側は紅色に色づきます。同じ赤系ロターラであるインディカに比べて葉先は丸みを帯びるのが特徴です。
葉はディープグリーンをしており、葉脈も目立たないことから光沢感のある印象を感じます。一方、茎や葉の裏側は紅色に色づきます。同じ赤系ロターラであるインディカに比べて葉先は丸みを帯びるのが特徴です。
水中では葉や茎も鮮紅色に染まります。インディカよりもさらに赤味が強く、水景ではひと際目を引きます。グリーンロターラなどの明るい緑色の有茎草と一緒に配植することで本来の赤味はさらに引き立ちます。
今年で23回目を迎えた世界水草レイアウトコンテスト(IAPLC)は、世界78の国と地域より1,850作品のエントリーがあり、今回は中国のゼイミン・ファン氏の「源の域」という作品が世界ランキング1位(グランプリ)に選ばれ盛大に幕を閉じました。一アクアリストとして、来年のIAPLCもオリジナリティーにあふれ、創造性に富んだ革新的な作品が数多くみられることを今から期待せずにはいられません。
さて、今年のコンテストは終わりを迎えましたが、同時に来年に向けて新しいレイアウト制作がはじまる時期でもあります。
ロターラは古くからレイアウトに用いられてきた古参でありながら、色味や葉形も数多く存在する魅力的な有茎草です。比較的育てやすくて、管理次第でさまざまなレイアウトに使えることからも初心者から水草レイアウトを極める玄人にもオススメの水草です。
今回紹介した3種類のロターラの他にも、佗び草シリーズでは数多くのロターラをラインナップしています。「BIOみずくさの森」でも数多くのロターラを取り扱っていますので、レイアウトに応じて使い分けることができます。
今冬、新しく水草レイアウトを始める方はもちろん、来年のIAPLCに向けて新規レイアウト制作をお考えの方はぜひロターラに注目してみてはいかがでしょうか。
さて、今年のコンテストは終わりを迎えましたが、同時に来年に向けて新しいレイアウト制作がはじまる時期でもあります。
ロターラは古くからレイアウトに用いられてきた古参でありながら、色味や葉形も数多く存在する魅力的な有茎草です。比較的育てやすくて、管理次第でさまざまなレイアウトに使えることからも初心者から水草レイアウトを極める玄人にもオススメの水草です。
今回紹介した3種類のロターラの他にも、佗び草シリーズでは数多くのロターラをラインナップしています。「BIOみずくさの森」でも数多くのロターラを取り扱っていますので、レイアウトに応じて使い分けることができます。
今冬、新しく水草レイアウトを始める方はもちろん、来年のIAPLCに向けて新規レイアウト制作をお考えの方はぜひロターラに注目してみてはいかがでしょうか。