ADA

TOP OF THE WORLD 2023 #06

TOP OF THE WORLD 2023 #06

aquajournaljpアクア・ジャーナル編集部
Diamonds / ダイヤモンド
Aquarium Size 1,200×D500×H450(mm)


水草
マルシレア・ヒルスタ/ヨーロピアンクローバー/エキノドルス・テネルス ‘レッド’/スタウロギネ・レペンス/ハイグロフィラ・ピンナティフィダ/キューバパールグラス/ニューラージパールグラス/クリプトコリネ・スピラリス ‘レッド’/エリオカウロンsp. ソーシャルフェザーダスター/エリオカウロン・マラヤトア/ロングヘアーグラス/ヘアーグラス/ブセファランドラ sp./プレミアムモス/南米ウィローモス

魚種
ネオンドワーフレインボー/オリジアス・ウォウォラエ/ヒメヌマエビ/ヤマトヌマエビ
Philip Schwarz / フィリップ・シュワルツ
Austria / オーストリア
年齢 :29歳
職業 :アクアリウムショップ共同経営
アクアリウム歴 :12年
趣味 :サーフィン、ハイキング
過去の受賞歴:
IAPLC 2016 160位
IAPLC 2017 256位
IAPLC 2018 37位
IAPLC 2019 154位
IAPLC 2020 411位
IAPLC 2021 131位
IAPLC 2022 639位

美しい作品の背後には多くの努力が払われており、
その作者たちを深く尊敬します


AJ 今回の作品のテーマ、モチーフ、アイディアなど制作意図を聞かせてください。
この作品は、もともと細かいアイデアや天才的なひらめきがあったわけではなく、制作していくうちにできあがってきた感じでした。それでも、自然な流れの感覚や魚たちが探検するエリアなどはたくさんつくりたいと思っていました。この水槽は私たちのギャラリーの展示水槽であるため、多角度から見栄えがし、長期維持しやすいものである必要がありました。

AJ 作品を制作、管理するうえで苦労した点を聞かせてください。
このレイアウトを維持する際に最も大変だったことは、モスの調整です。いくつかの種類は、構図素材に急速に広がり繁茂する傾向があります。たくさんのモスが使用されている美しい応募作品の背後には多くの努力が払われており、私は作者たちを深く尊敬します!
普段のメンテナンスではADAツールを愛用
AJ 水草や魚種の選定する上でのポイントについて教えてください。
メンテナンスが追いつき、第一印象を良くできる水草を選びました。それなので、生長がかなり遅い水草をたくさん使いました。奥行感を出す必要がありましたが、背景にヘアーグラスやホシクサの仲間を植えることで良い結果となりました。前景から中景はさまざまな水草で満ち、レイアウトに多様性をもたらしました。ネオンドワーフレインボーはとてもカラフルですが、かなり小さいレインボーフィッシュで、少し前に友人の水景で見て感銘を受けました。地元で育った稚魚の見本が手に入ったので、それらを主役としてずっと大事にしていました。オリジアス・ウォウォラエは、ネオンドワーフレインボーの子孫のように見えますが、写真を撮ったときは見事な組み合わせでした。小さい魚は大きい魚に続き、水槽の谷を通って遠くからやってくる魚の群れのように見える錯覚をつくりました。ネオンドワーフレインボーのドイツ語の同義語は「ディアマント-レーゲンボーゲンフィッシュ」で、ダイヤモンドレインボーフィッシュを意味するため、この作品に「ダイヤモンド」という題名を付けました。
共同経営するショップ、リキッドネイチャー(The Liquid Nature – Aquarium Shop & Gallery)

RELATED POSTS関連投稿

POPULAR POSTS注目の投稿