Revolve Plus / リボルブプラス
Aquarium Size W120×D60×H50（cm）

水草
プレミアムモス／ニューラージ・パールグラス／キューバ・パールグラス／ブセファランドラsp. ゴジラ／ロターラ sp. メキシカーナ／ブセファランドラ・モス／ハイグロフィラ・ピンナティフィダ／ロターラ sp. シモガ／ヒドロコティレ・ミニ／ボルビティス・ヒュデロッティ／アヌビアス・ナナ・“プチ”／フレイムモス／ジュンクス・レペンス／ヘアーグラス／リムノフィラ sp.ミニ／リムノフィラ・アロマティカ／クリスマスモス／ポゴステモン・エレクタス

魚種
レインボーフィッシュ（ショートボディ）

Eakthanat Isarathikul ／ エクタナット イサラティカル
Thailand ／ タイ

年齢／51歳
職業／個人事業主
アクアリウム歴／15年
その他の趣味／なし
過去の受賞歴／
IAPLC2016　385位
IAPLC2017　85位
IAPLC2018　187位
IAPLC2019　54位
IAPLC2020　264位

「ネイチャー」スタイルに黄金比の要素を加えた作品づくり

AJ　受賞したご感想をお聞かせください。
まず最初に、IAPLCという素晴らしいコンテストを開催してくれているADAに感謝致します。IAPLCは世界で最も大きく、最も難易度の高い水草コンテストです。多くの人がIAPLCでの優勝を夢見ているはずです。ですが、私の過去これまでの順位はあまり良くありませんでした。それでも何年もの間、練習を重ね常に作品をつくり続けてきました。そしてようやく今年、私の努力が報われたのです。このような素晴らしいコンテストを開催し続けてくれているADAに感謝しなければなりません。IAPLCは、世界中の人々がトップに上り詰めたいと思っているコンテストです。今年の結果は、私の人生における一番の偉業であり、とてもうれしく思っています。

AJ　今回の作品のテーマ、モチーフ、アイデアなど制作意図を聞かせてください。
この作品はフィボナッチ数列と黄金比から影響を受けました。私が描いているテーマをこの作品で再現するために最も大きな流木を選び、右手前に配置しました。そしてフィボナッチ数列に従い、右上がりにカーブを付けました。この作品で最も苦戦した点は求めているサイズの流木を見つけることでした。このサイズの流木を見つけることはとても難しいことなのですが、幸運なことに私の家にはさまざまな流木があったので、その中で気に入った流木すべてをこの作品に使用することができました。

AJ　作品を制作、管理するうえで苦労した点を聞かせてください。
レイアウトを制作してからコンテストへの応募完了までの期間、常に水槽の状態を完璧にするために水草を観察、育成しないといけないので、私にとってはすべての過程に等しく難しさがあり、何が1番ということはありませんでした。

AJ　出品作品に使われているレイアウト素材（石、流木）はどのようなものですか。
古木と黒色溶岩を使用しました。

AJ　水草レイアウトのどのようなところに魅力を感じますか。
一番は自然感への挑戦です。どのようにして水槽に自然を取り込むかを考え、そして本当の自然と同じようにケアします。植物の配置場所や色も調整しなければなりません。そして、見る人の興味をそそるような作品にします。

AJ　コンテスト入賞の秘訣はありますか。
今年はさまざまな思いがありました。去年の作品とはまったく異なるレイアウトを制作しました。今までは常に「森林景観」スタイルの作品を制作してきましたが、今年は「ネイチャー」スタイルに変更しました。この変更が今年の成功の要因だと思います。加えて、今年は「フィボナッチ比率1.618」を作品に盛り込みました。

AJ　おすすめのADA製品とその理由を聞かせてください。
ソーラーRGBなどの照明、ハサミ、水槽などさまざまなADA製品を長年愛用しています。使用しているすべてのADA製品が好きです。

AJ　今後、つくってみたいレイアウトや夢は何ですか。
将来的にはさまざまなタイプのレイアウトに挑戦しようと思っています。求めている石を見つけられたら石組にも挑戦したいです。

AJ　IAPLCについてどう思われますか。
まず初めに天野先生を思い出します。彼は私を含む多くの人にとってのインスピレーションです。私は常に彼のやり方に従っています。IAPLCについてですが、すでに世界中で認知されているコンテストだと思います。