世界的な水草レイアウトコンテスト「IAPLC」。IAPLCクリエイターズファイルでは、その上位入賞者にインタビューを行い、上達の秘訣や水草レイアウトに対するこだわりを紹介いたします。

IAPLC 2023 WORLD RANKING 0009
Primeval Forest
Aquarium Size W1500×D700×H550(mm)

水　草：ボルビティス・ヒュデロッティ／ミクロソラム・ナローリーフ／ウォーターフェザー ／フレイムモス／ウィローモス／ブセファランドラ sp. グリーン／ハイグロフィラ・ピンナティフィダ／オーストラリアンドワーフヒドロコティレ／ウォータークローバー／アヌビアス・ナナ ・ミニ／キューバパールグラス／エレオカリス sp. ／マリモ／ジュンクス・レペンス／ボルビティスsp.ベビーリーフ／ジャイアントアンブリア
魚　種：ラミーノーズテトラ／ブッシーノーズプレコ


 

Q 水草レイアウトを始めたきっかけは何ですか？
祖父が私をアクアリウムの世界に引き込んでくれました。彼のもとに訪れては、常にアクアリウムに魅了されていました。その後、祖父から水槽と魚をもらったことをきっかけに、それらを世話することが好きになりました。私が大人になり、結婚し息子が誕生してから、息子にも水槽を贈りました。想像し得なかったことですが、その瞬間、自身の人生において一番の趣味だと感じたことを覚えています。

Q 水草レイアウトのどのようなところに魅力を感じますか？
水草はアクアリウムに命を吹き込みます。色、輝き、動きのすべてがアクアリウムに躍動感を与えてくれます。私は水草の生長やその変化を観察することが好きです。非常にワクワクすると同時に、育成にはスキルが求められることだと感じます。

Q レイアウトのテーマやモチーフ、アイデアはどこから得ますか？
自然、特にイランのカスピ海にあるヒルカニア森林群からインスピレーションを得ました。

Q レイアウトをする上でこだわりのグッズはありますか？
プロシザース・ショートとプロピンセットがお気に入りです。

Q レイアウトを制作していく過程で、苦労した点や工夫した点はありますか？
自然的な装飾をするにため、先生方の作品から多くのことを学びました。構図についてはまだ勉強不足ですので、次回はより良質のレイアウト素材を選ぶようにして、奥行きについても理解を深めるように頑張ります。

Q 水草や魚種の選定する上でのポイントについて教えてください。
経験と感覚で水草と魚を選んでます。

Q ご自身の中で、レイアウト制作でいつも心がけていることがありますか？
光と影のコントラストを意識します。そして、水景のさまざまな部分にこだわり制作しています。また、水草を植えるとき、私には本当の自然観を出すための特有のスタイルがあり、オリジナリティある新しい世界をつくり上げることを心がけています。

Q コンテスト入賞の秘訣はありますか？
秘訣はありません。しかし、私は世界のトップアーティストの一人になれるように全力で努力しています。

Q IAPLCに応募するきっかけ、また、醍醐味はどんなところにあると思いますか？
世界から応募が2,200作品もあって、素晴らしいイベントです。ADAというブランドネームも大きいと思います。このイベントの良い点は、経験の多い方々が審査員となっていることです。この大会に参加できて、光栄な限りです。その大会で9位になることができて、甘い夢のようです。

Q 世界中の水草愛好家の皆さんにメッセージをお願いします。
イランの友達や生徒にこの大会に参加することをおすすめします。そして、イランから世界中のIAPLCファンへ愛を送ります。自分を信じて、美しい世界を創造してください。