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LOVE ADA GOODS #04 「ドロップチェッカー」

小川 龍司小川 龍司
NA・DOOA・生体製品のさまざまなラインナップを展開するADA。ここでは各ジャンルの枠を超えて ライターの好きなGOODSを紹介します。
見えないものの目安
どのくらい溶けていて、どのくらい水草が消費しているのか、CO₂は目に見えません。この目に見えない適正添加量の目安を色で教えてくれる製品です。試水ホールに含ませる試薬の色の変化によってCO₂添加量が適正かどうか判断することができるのです。この呈色反応を効率よくすすめるために、ガス受け口の広さが重要となります。試薬が触れている気体空間と飼育水との接触面積が少ない場合、反応が鈍くなってしまうためです。なびくフレアスカートのようなガス受け口はデザインだけでなく機能性を高めるための形状となっている点が気に入っています。このような独特の趣旨に基づいた特異な形状はパッケージでも確認ができるよう、専用の窓を設けたパッケージが設定されています。この工夫によりガラス工芸品かのような風貌をみせているガラス器具としてのビジュアルや水槽へ設置した際のイメージが手に取ってわかる点も大変好印象です。水草や熱帯魚たちのための適切なCO₂添加の目安として使用できる性能と色で視覚的にわかるコンセプト、設置して眺めていて楽しくなるデザイン、パッケージについてまでもどれをとってもドロップチェッカーが好きです。

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