レイアウト素材となる流木や石は、ネイチャーアクアリウム制作には欠かせません。ADAのものはすべて天然素材で、枝の曲がり具合や石の表情は何一つ同じものがありません。だからこそ自然に赴き感動する景観に巡り合ったときのように、思わぬレイアウト素材との一期一会にレイアウターは創造意欲を掻き立てられるのです。また、中には使いづらい、駄木だと言われてしまうものもあるかもしれません。それはあくまで個性であり、あえて使うことも武者修行（!?）。 良くも悪くもレイアウターの創造力しだいと言えるでしょう。そんなところも天然素材ならではの趣向です。ここでは、定番のレイアウト素材から今秋リリースされたばかりの新素材も含めてご紹介します。この冬、新たな素材と巡り合ったら、レイアウト制作に没頭してみてはいかがでしょうか。

 

ホーンウッド
枝分かれは少なく、カーブしているものや直線的な部分があるものまで天然素材ならではの形。茶色～赤茶色の色味が深みあるレイアウトに仕上げる。

 

ブランチウッド
多数分岐した枝とうねりなど細やかな枝表現が特徴の流木です。流木の根元が塊状になっている場合は活着性水草や中景草でカバーしたい。

 

スリムウッド
細身で直線的な枝々が飛び出したやや鋭い印象の流木です。枝の角度に注意しながらウィローモスや活着性水草を配植して緊張感を緩和することがポイント。