ADA

ADA LAYOUT MATERIAL 「石」

aquajournaljpアクア・ジャーナル編集部
石組は一見単純にも思えますが、その配石自体が観賞の対象になるため、一つの石が担う役割は大きくその配石は難しいと言えます。そのため、石の表情や角度を考慮しながらの素材選びが重要になってきます。王道の三尊石組、山岳や岩礁をイメージしたスタイルなど、石材の種類と配石技術によって表現の幅が広がります。
龍王石
ブルーグレーと白い脈、刻まれた皺が特徴。凹凸の程度や色合いはバリエーションに富んでいるため、表情の近い石を選びレイアウトしたい。

 
雲山石
天然火山岩を山のように加工したもので、造形が美しいためビギナーにもおすすめ。モスを活着させやすく、Sサイズ以上では佗び草50Øを配植できる窪みもあり表現の幅が広がる。

 
黄虎石
黄褐色と特徴的な多数の虫食い状の窪みが魅力の石。個性的でドライな印象ではあるが、ブランチウッドと組み合わせでは自然な風合いとなる。

 
山水石
山水画の山のような印象で、独特な層状が目を引く溶岩石の一種。石の表面はざらつき、ウィローモスなどを活着させやすくなっている。

 
渓石
厚く角ばっており、黄土色や赤褐色などが混ざった暖色系の石。渓石のみでの石組の他、優しい色味を活かし流木を支えるときの配石やガレ場の表現にも。

 
山谷石
黒に近いグレーで、厚く角ばっている。石の形状を見せるというよりはランダムに積み上げ自然な石垣や起伏を表現したり、流木の支えに適している。

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