ADA Review 「ADA生体製品でラゲナンドラを楽しむ」
レイアウトスタイルで選べる3つの製品形態
スリランカやインドに分布するラゲナンドラは、クリプトコリネに近縁なサトイモ科の仲間です。 あまり一般的ではないかもしれませんが、2018年に新種記載もされており、新鮮な魅力のある水草と言えます。ここでは、入手しやすいADAの生体製品から紹介しましょう。
佗び草 ラゲナンドラMIX
ラゲナンドラをメインに、ベースにはモスと底床に広がるヘアーグラス、花を咲かせるウォーターローンが配植されています。この水草の組み合わせにより、管理も簡単になり、長期的に楽しめるようになっています。また、水中から佗び草ハンガーでの栽培まで、それぞれのスタイルでラゲナンドラの魅力を発揮してくれます。時期によって変わりますが、メインプランツはインド南西部原産の丈夫な5〜8種類を選定しています。

見ごたえのある株になったものを出荷しているため、葉が大きく展開しやすく、花芽の展開も楽しめる。
BIO みずくさの森
ネイチャーアクアリウムにオススメの定番3種類をラインナップしています。小型水槽から使いやすいサイズで、植栽後も溶けにくく、スムーズに生長していきます。



ジャングルプランツ(LCカップ)
カップ入りのジャングルプランツでも、育成しやすくレイアウトに使いやすい種類をラインナップ。LCカップは大型水槽のレイアウトのほか、水上環境へのなじみが早いため、テラリウムやマットに着生させて水草ミストウォールでの使用などに適しています。




ジャングルプランツ ラゲナンドラ・ミーボルディー・ヴィネイチャンドラ
現在、ADAからは、佗び草、BIO みずくさの森、ジャングルプランツの3つの製品形態でラゲナンドラの仲間が出荷されています。クリプトコリネと同様に耐陰性が高く、葉はやや硬質ですが溶けにくい特徴があり、ロゼット型で全体の株の形は似ています。そのため、小型水槽のメインプランツとしてはもちろん、従来はクリプトコリネが多く用いられていたレイアウトの中景で流木の陰になる部分などに、クリプトコリネに代わって用いることができます。ラゲナンドラはウォールなどでの水上葉栽培にも適しているので、レイアウトスタイルにあわせてお好みの種類を3つの製品形態からお選びください。