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ADA Review 「メンテナンステクニックー石組ー」

ADA Review 「メンテナンステクニックー石組ー」

aquajournaljpアクア・ジャーナル編集部
キレイな石組水景を維持するためには、使用する石の性質や特徴に合わせた日々のメンテナンスが欠かせません。 今回は「水草」「水質」「藻類」の3つのポイントで、石組水景のメンテナンステクニックをご紹介します。

水草のいろは


石組レイアウトでは、石自身を見せることが主題となります。そのため石の性質、岩肌に応じた水草の選択をすることで自然感を演出できます。石の存在感を消したり、迫力を出したりとトリミングのテクニックしだいで水景の印象は大きく変わります。


石組レイアウトにオススメの水草3種

BIO みずくさの森 グロッソスティグマ
水質への適用範囲が広く、何回かトリミングを重ねてもきれいな葉を展開してくれるためビギナーにおすすめの水草です。

 
BIO みずくさの森 ニューラージ・パールグラス
丈夫で生長が早いため、石と石の間を匍匐させ垂れ下がるような演出ができます。硬度が若干高い水でも育成が可能です。

 
BIO みずくさの森 ウォーターローン
ライトグリーンの草体が鮮やか。セット初期に溶けやすい反面そこを乗り越えればきれいな葉を茂らせてくれます。

 

管理の疑問


下草と呼ばれる背の低い水草はトリミングの時期を逃すと厚くなり下のほうまで光が届かず、ソイルから浮いてしまうので、グロッソスティグマの場合は2cmほどの厚さになったらトリミングを行いましょう。
プロシザース・ショート カーブタイプが下草の正確なトリミングにおすすめです。
石の際、ガラス面の際をしっかり低く切ることで引き締まった印象になります。ニューラージ・パールグラスも同様にトリミングを行いますが、石の上を覆っているものはトリミングの際に取り除くことでメリハリのある水景を維持できます。
ガラス面の際、石の際は意識的にカットしましょう。


これで簡単に


ウォーターローンを植栽するとき、アマゾニア.ver2を使用することでセット初期の藻類の発生が少なくヤマトヌマエビの投入数が抑えられるため、植栽直後のウォーターローンが抜かれにくくなり、育成しやすくなります。

素材をいかすテクニック


水質に影響を与える龍王石は上級者向けとされていますが、適切にADA製品を使用し水質をコントロールすることで水草育成は簡単になります。ぜひ、水草が繁茂した自然感あふれる自分だけの石組レイアウトをつくり上げましょう。

 

龍王石の持ち味


龍王石は石灰岩が変成し岩石になったもので独特の白い筋が魅力の素材ですが、CO2の溶け込んだ水に炭酸カルシウムが溶出することで、pH、TH、KHを上昇させてしまい水草の生長に支障が出る場合があります。そのためADA製品には、龍王石のように水質に影響を与える素材を使っても水草がきれいに育つような対策を担う各種グッズがラインナップされているのです。
※パールグラス系など比較的硬度の高い水を好む水草もあります。
龍王石
定期的に水質を測定し、水草が生長しやすい水をつくりましょう。
パックチェッカーpHとpHキットはpH(水素イオン濃度)を、パックチェッカーTHはTH(全硬度)を確認できます。

ADA製品の活用


多くの水草は低いpH、KHを好むため龍王石をメインで使用する場合、ソフトウォーターの添加がおすすめです。これらの値を低くすることで二酸化炭素は遊離炭酸という多くの水草が光合成に利用し易い炭酸の形になり良好な生長が見込めるようになります。
定期的なソフトウォーターの添加が効果的です。
THはソフトウォーターでは低下させることができないため、換水の際にカチオンフィルターを使用してTH 50mg/L以下に低下させてアイアンやECA+の添加による2価鉄の吸収を促すことで、葉色の良い状態を維持できます。
これらの製品を使うことで、石組レイアウトに有茎草が綺麗に繁茂するのです。

石に付着した藻類の駆除


時間が経過すると水槽のガラス面に藻類が発生するのと同じように、石にもいろいろな藻類が付着するようになります。 駆除する藻類の種類に合わせてツールを選び、石組水景の顔となる石をキレイに保つことで、石それぞれの本来の美しさを維持することができます。

 

石表面の緑藻


色味が濃く景観に大きく影響する藻類。ナイロンブラシなどで除去ができますが、石のくぼみなどの細部はプロブラッシュのほうがきれいに落とすことができます。


サンゴ状藻類


ヒゲコケと同様に石に付着していますが、ヒゲコケよりも柔らかいためプロピッカーに加え、プロブラッシュ ハードでの除去が有効な方法となります。


ヒゲコケ


長期間維持している水景に見られることが多い藻類。石に固く付着するため、プロピッカーのようにピンポイントで力の加わるツールでの除去がおすすめです。
 

カンテンコケムシ(玉ゴケ)


増殖が速く、ちぎれた破片からも簡単に殖えるため吸い出しでの除去が効果的。雲山石のような石肌の溝に入り込んだものはプロピッカーで掻き出しましょう。
 

以上、キレイな石組水景を維持するノウハウをご紹介しました。ADA NATURE AQUARIUMの製品を使って美しい水景をつくり上げましょう。

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