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IAPLC 2022 TOP7 #06 「Liwei Guan」

aquajournaljpアクア・ジャーナル編集部
Liwei Guan / リウェイ・グァン
People’s Republic of China / 中国
年齢/51歳
職業/サラリーマン
アクアリウム歴/16年
趣味/ブセファランドラを育てること
過去の受賞歴/なし
World Ranking 6
Autumn Rhyme / 秋の韻
Aquarium Size W90×D55×H45(cm)

視覚的なインパクトを意識した作品づくりが功を奏した


AJ 今回の作品のテーマ、モチーフ、アイデアなど制作意図を聞かせてください。
ある自然をモチーフにした風景画から、この作品のインスピレーションが湧きました。高いところから勢いよく流れ落ちるダイナミックな滝、その水しぶきを浴びて息を吹き返すような倒木、栄養を十分に吸収してみずみずしく生長する苔と着生植物、遠くに見えるすっかり色づいた木々、これらがすべて調和した水景をつくろうと試み、タイトルを「秋の韻」と名づけました。この作品を見た人に、まず創造性、視覚的インパクト、自然感、そして臨場感を与えることができれば、私にとって半分成功していると言えます。今回撮影時に取り入れたアイデアとして、カメラのポイントを手前の倒木に合わせ、被写界深度を浅くしてシャッターを切りました。こうすることで、後方の木々とサイズのコントラストが生まれ、見る人がその場に臨んでいるような視覚的インパクトを実現しました。
AJ 水草や魚種の選定する上でのポイントについて教えてください。
秋の色鮮やかな森のイメージを高めるためにロターラ sp. トロピカを後方に植栽しました。手前にはアヌビアス・ナナ‘アルビノ’を配置し、葉っぱのサイズ感でレイアウト全体のスケールを調節しています。また、多種多様なモスを植栽し、実際の森に自生する苔のイメージを表現しました。魚はジャックナイフテトラをチョイスしました。群れで泳ぎ、色が淡く上品であるため、景色と合わせるととてもきれいに見えます。
AJ 今後、つくってみたいレイアウトや夢は何ですか。
来年の作品の大まかなイメージはもうできており、インパクトが強い作品にしたいと考えてます。そして、もちろん夢はIAPLCの表彰台の真ん中に立つことです!

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