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Green Lab. #16 [ 小さな楽園 ]

aquajournaljpWEBアクア・ジャーナル編集部
Green Lab.ではパルダリウムやテラリウムの作例をもとに、つくり方や植物にまつわるノウハウをご紹介していきます。
[ 小さな楽園 ]
小型の熱帯植物を楽しむためのパルダリウム。苔むした枝に、レパンテスやプレウロタリスなどの小型着生ランをはじめ、多様な植物が着生する姿を表現したもので、雲霧林などで見られる景観をイメージしている。こうした環境をガラスケース内で再現するのは容易ではないが、光・風・水を調整しながら、自生地に近い環境づくりに挑戦することも、このタイプのパルダリウムならではの醍醐味といえる。

撮影日:2026月3月5日
制作:岩堀 康太(ADA SUIKEI CREATOR)
水槽:パルダケース 600(近日発売予定)
水槽台:デュオキャビネット 600(近日発売予定)
照明:パルダライト Ⅱ 600×2 (1日8時間点灯)
底床:ジャングルボトム、ジャングルベース、ジャングルソイル
素材:ブランチウッド、ルートブランチ
給水:スプレーポンプで1時間に一回1分間スプレー噴霧
湿度管理:サーキュレーションファン 40で毎時5分間

植物
レパンテス・カロディクティオン(JP)※
レパンテス・テリポゴニフローラ(JP)※
ペペロミア・エマルギネラ(BIO)※
ネオレゲリア・ドゥングシアーナ
ピレア・ヒッチコッキー
ペアルケア・ヒポキルティフローラ
エピスシア ‘ミスティックスター’
エピスシア ‘シルバーダスト’
ニーア・ビレンス ブルーエクアドル
フィロデンドロン sp. イキトスペルー
その他
※はADA生体製品ラインナップです。

【管理・育成のポイント】
高湿度を好む植物を多く使用しているため、乾燥には注意が必要。「スプレーポンプ」による定期的な散水でケース内の湿度を維持し、植栽直後は順応を促すため、1時間に2回、各1分間の散水を行った。植物の活着に合わせて散水頻度を見直し、現在は1時間に1回へ調整している。過度な湿潤を避け、植物が健康に生長できる環境へ導いている。

 
ネオレゲリア・ドゥングシアーナ
葉をロゼット状に広げるブロメリアの仲間。コンパクトにまとまった株姿と、葉の中心に水をためる姿が特徴です。株元から子株を伸ばして群生するため、時間とともにまとまりのある姿へと生長していきます。
根元が常に濡れた状態にならないよう、適度に乾く時間をつくることがポイントです。今回はブランチウッドに着生させて、蒸れないようサーキュレーションファン 40で適度に風を送りながら管理しています。

 
レパンテス・カロディクティオン
小さな葉に特徴的な模様が入る、繊細な姿が魅力の小型着生ラン。波打つような葉の縁も美しく、小さな花を咲かせる姿も楽しめます。
雲霧林のような、涼しく湿度の高い環境を好みます。乾燥には弱いため、湿度を保ちながら、蒸れないように風通しにも気を配ります。特に夏場は高温になりすぎないよう注意が必要です。

 
レパンテス・テリポゴニフローラ
小さな株から半透明のオレンジ色の花を咲かせるレパンテスの仲間。パルダリウムの中でも近くで見ることで、その魅力をより楽しむことができます。高湿度の環境を好みますが、蒸れには注意が必要です。強い光は避け、明るい日陰程度の光を当てるとよいでしょう。

 
ペアルケア・ヒポキルティフローラ
イワタバコ科の植物で、濃緑色の葉に浮かぶ葉脈と、赤橙色の袋状の花が特徴です。葉の質感や色合いにも個性があり、さまざまな植物を組み合わせるパルダリウムの中でも、印象的なアクセントになります。

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