Green Lab. #13 [ 秋のムジナ沢 ]
Green Lab.ではパルダリウムやテラリウムの作例をもとに、つくり方や植物にまつわるノウハウをご紹介していきます。

[ 秋のムジナ沢 ]
私がよく訪れる周囲を高いブナ林に囲まれた小沢は、霧が多く、倒木や岩を覆う苔やシダによって、まるで天然のパルダリウムのような景観を見せてくれる。秋半ばには、青々とした苔やシダと、点在する紅葉との対比が特に美しく、強く印象に残っている。今回は、そんな苔と紅葉が織りなす世界観を、和風パルダリウムとして表現した。改良品種のベゴニアやジャングルプランツを中心とした植栽も意外なほど調和し、「ガットストーン」の艶や深い灰色が、ミストによって濡れることで、沢沿い特有の湿潤な空気感をよりいっそう引き立ててくれた。
撮影日:2026月3月25日
制作:岩堀 康太(ADA SUIKEI CREATOR)
水槽:システムパルダ 600
照明:パルダライト Ⅱ 600 (1日8時間点灯)
底床・素材:ジャングルボトム、ジャングルベース、ジャングルソイル、ガットストーン、ホーンウッド、フラットリバーグラベルS(KUMU GR-01)、フラットリバーグラベル(KUMU GR-02)、アイボリーサンドS(KUMU SA-02)、アイボリーサンド(KUMU SA-03)
給水:ミストフローボックスに2~3週間に1度
排水:高吸水スポンジで1週間に3回
湿度管理:ミストフローで毎時20分間、サーキュレーションファン 40で毎時5分間
植物:
ピレア・インボルクラータ
ベゴニア sp. アルゼンチン
ベゴニア ‘オータムエンバー’
ベゴニア ‘紅栃葉’
ベゴニア ‘カールラッシュ’
フィカス・プミラ・クエルシフォリア
マパニア・カウダータ
アルスロポディウム・ネオカレドニカム
セラギネラ・エリスロプス
セラギネラ・アポダ
トキワシノブ
レプトチルス sp. (ジャングルプランツ)
南米モス (佗び草マット)
クリスマスモス (佗び草マット)
ハイゴケ
シノブゴケ
アラハシラガゴケ
ホソバオキナゴケ
ホウオウゴケ
ヒメジャゴケ
【育成・管理のポイント】
苔類を基準に高湿度を維持しつつ、空気が滞留しないよう穏やかな通気を確保することが重要である。照明には「パルダライト Ⅱ」の調光機能を活用し、三段階のうち中間の光量で管理した。また、壁面を覆うシノブゴケの深緑とベゴニアの紅葉が織りなす美しい対比を損なわないよう、ベゴニアは葉が折り重なる部分の蒸れや傷みを防ぎながら、適度なボリューム感を維持できるよう葉数を間引くなど、繊細な管理を行った。
私がよく訪れる周囲を高いブナ林に囲まれた小沢は、霧が多く、倒木や岩を覆う苔やシダによって、まるで天然のパルダリウムのような景観を見せてくれる。秋半ばには、青々とした苔やシダと、点在する紅葉との対比が特に美しく、強く印象に残っている。今回は、そんな苔と紅葉が織りなす世界観を、和風パルダリウムとして表現した。改良品種のベゴニアやジャングルプランツを中心とした植栽も意外なほど調和し、「ガットストーン」の艶や深い灰色が、ミストによって濡れることで、沢沿い特有の湿潤な空気感をよりいっそう引き立ててくれた。
撮影日:2026月3月25日
制作:岩堀 康太(ADA SUIKEI CREATOR)
水槽:システムパルダ 600
照明:パルダライト Ⅱ 600 (1日8時間点灯)
底床・素材:ジャングルボトム、ジャングルベース、ジャングルソイル、ガットストーン、ホーンウッド、フラットリバーグラベルS(KUMU GR-01)、フラットリバーグラベル(KUMU GR-02)、アイボリーサンドS(KUMU SA-02)、アイボリーサンド(KUMU SA-03)
給水:ミストフローボックスに2~3週間に1度
排水:高吸水スポンジで1週間に3回
湿度管理:ミストフローで毎時20分間、サーキュレーションファン 40で毎時5分間
植物:
ピレア・インボルクラータ
ベゴニア sp. アルゼンチン
ベゴニア ‘オータムエンバー’
ベゴニア ‘紅栃葉’
ベゴニア ‘カールラッシュ’
フィカス・プミラ・クエルシフォリア
マパニア・カウダータ
アルスロポディウム・ネオカレドニカム
セラギネラ・エリスロプス
セラギネラ・アポダ
トキワシノブ
レプトチルス sp. (ジャングルプランツ)
南米モス (佗び草マット)
クリスマスモス (佗び草マット)
ハイゴケ
シノブゴケ
アラハシラガゴケ
ホソバオキナゴケ
ホウオウゴケ
ヒメジャゴケ
【育成・管理のポイント】
苔類を基準に高湿度を維持しつつ、空気が滞留しないよう穏やかな通気を確保することが重要である。照明には「パルダライト Ⅱ」の調光機能を活用し、三段階のうち中間の光量で管理した。また、壁面を覆うシノブゴケの深緑とベゴニアの紅葉が織りなす美しい対比を損なわないよう、ベゴニアは葉が折り重なる部分の蒸れや傷みを防ぎながら、適度なボリューム感を維持できるよう葉数を間引くなど、繊細な管理を行った。

【ベゴニア ‘オータムエンバー’】
鮮やかな赤色の葉がひときわ目を引くベゴニア。緑を基調とした植栽の中で美しいアクセントとなり、レイアウトに紅葉を思わせる彩りを与えてくれます。比較的コンパクトに生長するためレイアウトに取り入れやすい一方、蒸れに弱い性質があるため、通気に配慮しながら葉数を間引いて管理を行いました。
鮮やかな赤色の葉がひときわ目を引くベゴニア。緑を基調とした植栽の中で美しいアクセントとなり、レイアウトに紅葉を思わせる彩りを与えてくれます。比較的コンパクトに生長するためレイアウトに取り入れやすい一方、蒸れに弱い性質があるため、通気に配慮しながら葉数を間引いて管理を行いました。

【ベゴニア ‘紅栃葉’】
その名の通り、栃(トチ)の葉を思わせる切れ込みが入った特徴的な葉形と、淡い紅色を帯びた美しい葉色が魅力のベゴニアです。大きく広がる葉は存在感があり、パルダリウムでは主役となる植物として活躍します。湿度の高い環境では葉色がより鮮やかに発色し、緑を基調とした植栽の中で印象的なコントラストを生み出します。
その名の通り、栃(トチ)の葉を思わせる切れ込みが入った特徴的な葉形と、淡い紅色を帯びた美しい葉色が魅力のベゴニアです。大きく広がる葉は存在感があり、パルダリウムでは主役となる植物として活躍します。湿度の高い環境では葉色がより鮮やかに発色し、緑を基調とした植栽の中で印象的なコントラストを生み出します。

【アルスロポディウム・ネオカレドニカム】
ニューカレドニア原産の渓流植物で、細長くしなやかに伸びる葉が特徴です。ポイントで植栽することで、レイアウトに軽やかさを与えてくれます。周囲の植物とも調和しやすく、ガットストーンの際に植栽することで、小さな沢を思わせる瑞々しい印象をもたらします。
ニューカレドニア原産の渓流植物で、細長くしなやかに伸びる葉が特徴です。ポイントで植栽することで、レイアウトに軽やかさを与えてくれます。周囲の植物とも調和しやすく、ガットストーンの際に植栽することで、小さな沢を思わせる瑞々しい印象をもたらします。
















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