ADA

NEW JUNGLE PLANTS 「小型着生ラン」

aquajournaljpアクア・ジャーナル編集部
ラン科植物は主に世界中の熱帯~温帯にかけて分布しており、樹幹や枝、岩壁などに着生し、雲霧林のような冷涼多湿の環境を好む種も多くあります。小型種では草姿や花は変化に富み、ケース栽培に適している種も多く魅力的な植物群です。シダやブロメリアなどとともに着生させると野性味が感じられるレイアウトになることでしょう。今回は、南米産小型着生ランのレパンテス1種をリリースします。
シンプルで可愛らしい小さなオルキダリウム
レパンテス・カロディクティオンは自生地では蘚苔類とともに樹木に着生しているが、ここでは山水石を台座にしてモスと一緒に座らせている。小スペースで十分にケース栽培を楽しむことができる。

[DATA]
○ガラスポット MARU 95
○トロピカルリバーソイル
○レパンテス・カロディクティオン
○ピーコックモス
Made by ADAの小型着生ランが新パッケージで登場
新たに加わった小型着生ランはMade by ADA。ミニサイズの佗び草マットに活着させた健康的な株を提供します。また、保水及び保湿のために水苔を一緒に巻いています。レイアウトに用いる際は佗び草マットから丁寧に外し、水苔で抱いたまま流木やコルク、テラプレートなどにテララインで巻いてください。このとき、水苔を覆うようにモスを巻き付けると、水苔が目立たなくなります。
レパンテス・カロディクティオン
Lepanthes calodictyon
Lepanthes calodictyonの魅力とは?
今秋発売されるレパンテス・カロディクティオンはコロンビアからエクアドルにかけての標高450~1,500mの雲霧林に分布する人気の小型着生ランです。葉の網目模様が特徴で葉縁は細かく波打ち、赤い小さな花を頻繁に咲かせます。冷涼な環境を好み、一般的には15~24℃が適温といわれており、これからの季節は育成しやすいと言えます。夏季の高温や蒸れには注意し、通年で涼しい場所で育成管理しましょう。
エクアドルの雲霧林にある樹幹をイメージしたテラベースでの作例。繊細な小型着生ランがモスに覆われ活き活きとしている。花付きが良いレパンテス・カロディクティオンはいつも可憐な姿を見せてくれる。

RELATED POSTS関連投稿

POPULAR POSTS注目の投稿