ADA

NEW JUNGLE PLANTS 「ジュエルオーキッド」

aquajournaljpアクア・ジャーナル編集部
色鮮やかな葉に美しい輝く模様が表れるラン科植物は、森の宝石とも形容されジュエルオーキッド(宝石蘭)と呼ばれています。主なものはキバナシュスラン属 AnoectochilusやナンバンカゴメランMacodes petolaの仲間といった、東南アジアに産する種類が多いようです。近年では産地バリエーションや交配種を含めて数多くの種類が流通しており、今後も注目していきたいジャングルプランツです。
一器一株で楽しむMARUレイアウト
ガラスポット MARU 95に一株植えた栽培例。中を覗き込むように、じっくりと美しい葉を観察して楽しむ。陸生コケを根元に植栽して、より雰囲気をアップさせることがポイント。

[DATA]
○ガラスポット MARU 95
○ジャングルベース
○ジャングルソイル
○アネクトキルス・ロクスバーギー ミルキーウェイ
○ヤマゴケ
新たにジュエルオーキッドがラインナップ
煌びやかな葉と草姿が魅力のジュエルオーキッドがついにジャングルプランツシリーズMADE by ADAにて発売されます。お気に入りを見つけてシンプルにケース栽培に用いたり、パルダリウムに加えて華やかさをアップさせるなど、ここでは第一弾となる魅力を秘めた7種類をご紹介します。
【パッケージ】
ポットに植えられた順化済みの株を円柱ケース入りで販売。
アネクトキルス ハイブリッド ライトダークフォーム
Anoectochilus hybrids ‘Light Dark Form’
深い緑褐色の葉に太く目のさえるような稲妻模様が入ることが特徴で、レイアウトでは明るい印象を与える。

 
アネクトキルス・ロクスバーギー ミルキーウェイ
Anoectochilus roxburghii ‘Milky Way’
アルボリネアータス種のような葉に白いセンターラインが現われる。センターラインの幅が広いことが特徴。

 
アネクトキルス・シッキメンシス
Anoectochilus sikkimensis
ブレビラブリス種のシノニムだが、アネクトキルスらしい模様が独特な心臓形の葉が広がる。

 
アネクトキルス sp. グリーンウィズホワイトネット
Anoectochilus sp.’Green with White Net’
鮮やかな緑の葉と、そこに表れるはっきりとした白いセンターラインが特徴の個性派ジュエルオーキッド。

 
ドッシニア・マルモラータ
Dossinia marmorata
ボルネオ島の固有の1属1種のジュエルオーキッド。葉は赤味ががかることが特徴でフォギーな印象の網目模様を持つ。

 
マコデス・サンデリアーナ
Macodes sanderiana
イギリスのラン専門家の名を冠するマコデス。稲妻のように走るライトグリーンの葉脈が魅力的。

 
アネクトキルス・ローウィ
Anoectochilus lowii
アネクトキルスの中でも葉を走るラインが少なく、落ち着いた印象でレイアウトに溶け込みやすい。

 
美しい草姿を保つコツ
ジュエルオーキッドは長時間草体に水滴が残ったり、過剰な湿度によって葉を傷めてしまうことがあります。霧吹きは新芽に水が溜まらないように行い、ケース栽培の場合はフタをずらして余分な水分を逃がすために換気しましょう。安定した温湿度で育成することでフワフワとした健康的な根毛が展開してきます。

RELATED POSTS関連投稿

POPULAR POSTS注目の投稿