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みずくさFOCUS「液体培地、増えてます」

aquajournaljpアクア・ジャーナル編集部
進化して、ますます使いやすくなったBIO みずくさの森。今回は、ラインナップの中から現時点で液体培地に切り替わっている種類を紹介します。ぜひ、これからのレイアウトづくりに活用してください。
組織培養において、栄養素に加えて水草などの培養体を固定するための支持体として、寒天などの多糖類を使用するのが一般的です。きのこ栽培においては、きのこの元となる種菌を培養する工程があり、その種菌の培養する際に支持体を添加せず、液体の培地を使用して菌体の増殖を速め、培養期間を短縮することがあります。水草などの高等植物の場合も、液体培地には生長を速めるメリットがある一方、培養中に葉や茎が透明になって生育不良を起こしてしまう問題がありました。しかし、支持体に使われる寒天などは植栽時に取り除くのが手間になるため、支持体がなくても水草の品質を維持できるように液体培地の改良に取り組んできました。液体培地は植物の種類によって適した組成が異なるため、現在液体培地になっていない種類も将来的に液体培地化できるように、ADAでは日々試験を行っています。今後のラインナップにもご期待ください。
●液体培地に切り替わったBIO みずくさの森ラインナップ

下草系
・エキノドルス・テネルス
・エキノドルス・テネルス ブロードリーフ
・オーストラリアン・ドワーフヒドロコティレ
・ヒドロコティレ・ミニ
・ウォーターローン
・ショート・ヘアーグラス
・ヘアーグラス
・ベトナムゴマノハグサ
・インディアン・クラススラ

有茎草
・アルテルナンテラ・レインキーミニ
・グリーン・ロターラ
・ロターラ・インジカ
・ロターラsp. ベトナム
・ロターラsp. Hra
・ロターラ・マクランドラsp. ミニ
・ロターラ・マクランドラ グリーン
・ロターラ・バングラデシュ
・ロターラ・マクランドラ
・ロターラ・ワリッキーロングリーフ
・スタウロギネ・レペンス
・ハイグロフィラ・ピンナティフィダ
・ハイグロフィラ・ピンナティフィダ’UK’
・アラグアイア・レッドシャープリーフ・ハイグロ
・プロセルピナカ・パルストリス
・ポゴステモン・ダッセン
・ルドウィジアsp. スーパーレッド
・ニードルリーフ・ルドウィジア
・ミリオフィラムsp.ガイアナドワーフ
・ミリオフィラム・マトグロッセンセ

クリプトコリネ
・クリプトコリネ・アクセルロディ
・クリプトコリネ・ウェンティ ブラウン
・クリプトコリネ・ウェンティ グリーン
・クリプトコリネ・ウェンティ トロピカ

その他
・ピグミー・マッシュルーム
・エレオカリス・ビビパラ

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