EVENT 2022.05.13 連載：ADA EVENT REPORT

ADA EVENT REPORT すみだ水族館「呼吸でめぐる、水族館」

アクア・ジャーナル編集部

水草や熱帯植物を通して感じる自然の呼吸

昨年12月9日から今年の2月28日までの期間、東京・すみだ水族館でいきものたちの“呼吸”に着目した体験イベント「呼吸でめぐる、水族館」が開催されました。すみだ水族館の自然水景エリアで、水草の光合成によってつくり出される酸素の気泡から着想を得たもので、いきものたちのさまざまな呼吸に着目した水槽展示やワークショップが行われました。ここでは、ネイチャーアクアリウムやパルダリウムの特別展示、ミニパルダリウム・ワークショップなど、ADAが協力したいくつかの関連企画について紹介します。

イベント期間中、リラックス効果が期待できる「アロバランス」の香りを採用した、アロマシールが配布された。

ADA水景クリエイターによる自然水景ツアー

「自然から学ぶ」というネイチャーアクアリウムのコンセプトをはじめ、水草の光合成や、目に見えない微生物たちの働き、ろ過システムによる水の循環についてADAの水景クリエイターが水槽を周りながら解説させていただきました。

自然水景のリラックス空間でヨガの体験イベント

夜の水族館イベントとして自然水景エリアで開催されたヨガイベント。水草や魚たちの呼吸を身近に感じられるリラクゼーション空間で心も体もほぐれたのではないでしょうか。

ADAスタッフが楽しみ方やノウハウをレクチャー

「呼吸でめぐる、水族館」の開催期間中、毎週土曜日に「ガラスポット SHIZUKU」および「ガラスポット MARU」を用いたミニパルダリウム制作のワークショップが開かれました。ADAの生体製品「BIO みずくさの森」や「ジャングルプランツ」の着生ラン、「佗び草マット」などを参加者が自由に選び、思い思いのミニパルダリウムを制作。流木や石の組み合わせを考えながら構図をつくり、レイアウトツールを使用して植栽を進めていました。インストラクターとなったADAスタッフからは植栽のポイントや具体的な管理方法についての説明があり、参加者の方々はそれぞれ楽しみながらオリジナルのミニパルダリウムを仕上げていました。こうしたミニパルダリウムの良いところは、アクアリウムと違ってその場でつくったものが手軽に持ち帰れるところであり、身近なインドアグリーンとして今後もますます人気が高まってきそうな兆しを感じました。

ガラスポット SHIZUKUで楽しむミニパルダリウム

LED照明器具「マグネットライトG」と組み合わせることで、場所を選ばずに植物が健康に育ちミニパルダリウムを楽しむことができます。関連グッズも充実しておりますので、組み合わせ方しだいで、楽しみ方はさらに広がります。

ガラスポット SHIZUKU
専用のフタと側面に空いた穴により適度な湿度が保たれ、湿潤な環境を好む植物を育成することができます。フタには微細な穴加工が施されており、滴り落ちるしずくがリラックス効果を与えます。

DATA
［植物］
BIOみずくさの森：
・スタウロギネ・レペンス
・アヌビアス・ナナプチ
・ニューラージ・パールグラス
・クリスマスモス
ジャングルプランツ：
・ディネマ・ポリブルボン
［素材］
・ジャングルソイル
・ジャングルベース
・着生ラン付きホーンウッドSS