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ADA EVENT REPORT「ネイチャーアクアリウムフェスティバル 2024」

ADA EVENT REPORT「ネイチャーアクアリウムフェスティバル 2024」

aquajournaljpアクア・ジャーナル編集部
ADAのインド代理店であるStill Water Aquaticsが主催するネイチャーアクアリウムフェスティバル 2024が2月23日から3日間、IT産業で有名なインド南部の都市ベンガルールで開催されました。2017年から開催されているこのイベントに今年はADAからも参加することができました。人口が世界一になったインドの中でも、気候が温暖で若年層が集まるベンガルールの人口増加は激しく、渋滞の激しさも増していました。パンデミック前に訪れたときに比べ、高層ビルやメトロの建設が進み、行き交う車種や連立する新しい建物を見るとインドの経済成長を感じましたが、一方では森林伐採が行われるという悲しい現実が見られました。
初日の小売店へのイベント後、2日目はADA LAB ssp. BENGALUREと銘打ち、1日限定で水景クリエイター荒木大智が講師となったワークショップが行われました。ステージでデモンストレーションを行った後、参加者の方がガラスポットSHIZUKUを使ったパルダリウムを制作しました。約100名の愛好家がつくる各々のパルダリウムは上手に仕上がっていました。中には初めてつくる方もいましたが、メモをとりながら熱心に荒木の説明を聞く方もいて、その情熱が伝わってきました。
参加者にはワークショップ終了後に証明書が発行されました。その後荒木によるシステムパルダ60のレイアウト制作が行われ、さまざまな種類の植物を使用した熱帯雨林の雰囲気を醸し出した仕上がりとなりました。
3日目は会場を移し、大型スクリーンを使ったW1200の水景制作が行われました。昨日同様、100名ほどの参加者が荒木の制作を楽しみました。「水景制作をするとき、どの過程が1番好きか?」、「リスボン海洋水族館の40m水槽の栄養素添加やCO2濃度はどのように管理しているか?」の他に「好きなインド料理は何か?」などさまざまな質問に答えながら制作が進行されました。
完成した凹型構図のレイアウトはインド代理店のショールームで管理される予定です。ショールームは一般開放されていますので、ベンガルールを訪れた際はぜひご覧ください。
その後、IAPLCの公認コンテストであるTGIACの表彰式が行われ、3日間のイベントが幕を閉じました。
発売間近に控えたKUMUやCELLの新商品の紹介も行うことができ、有意義なプロモーションイベントとなりました。CELLの実演公開は世界で初めてとなり、お客様の反応も素晴らしかったです。ジャングルプランツを始めさまざまな植物が入手できるインド市場ですので、今後も引き続き販売活動を活性化したいと思います。
Still Water Aquatics:ADA India

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