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Closeup Jungle Plants #02 「ドロセラ・スパチュラータ」

柴田 康文柴田 康文
水草などの葉やランの花といった植物の持つ特徴的な姿をガラスケース栽培で楽しむことのできる生体製品「ジャングルプランツ・シリーズ」。植物好きなライターが製品ラインナップの中から毎号1種にクローズアップしてその生態を掘り下げてご紹介します。
見た目に愛らしい食虫植物
今回クローズアップしたのはドロセラ・スパチュラータです。食虫植物のモウセンゴケの仲間で、そのかわいいサイズ感は小型のガラスケースにもマッチします。同心円状に葉を広げてゆっくりと生長するため、ガラスポット MARU 95からシステムパルダ 600など、さまざまなサイズのケースに使用できます。組織培養カップの本種は培地に立派な根を長く伸ばしており、植栽後も草体をよい状態で育生しやすいのが特徴です。栄養の多い環境を好まないため、作例ではトロピカルリバーソイルを底床に使用して水分と光合成によって生長ができる環境にしました。

 
Closeup Point
❶湿った岩場に自生する姿をイメージしたレイアウトに。

 
❷ 株をいくつかに分けて植栽できるところがオススメ。

 
❸ 捕虫のための粘液をまとった毛が生えています。

 

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