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佗び草AtoZ 第3回「根張りのヒミツ」

佗び草AtoZ 第3回「根張りのヒミツ」

aquajournaljpアクア・ジャーナル編集部
誰でも水草をカンタンに育てられる佗び草。この連載では、水中でも水上でも育つその魅力を多くの人に知ってもらえるように最新情報や楽しみ方を紹介していきます。

しっかり根付くベースのヒミツ


佗び草で生長する水草の根はベースにしっかりと根付かせています。実はこのベースは根を張る場所としての役目だけでなく、多くの微生物の繁殖場所としての役割もあるのです。

微生物たちは水の中で浄化に関わり、水槽の初期の立ち上げに貢献します。これも佗び草の優れているところの一つです。
ベースにしっかりと根付いているのが分かる。(写真は佗び草 有茎草MIX)
佗び草の底面。

置くだけ!簡単「佗び草」レイアウト

右奥の真ん中には赤系水草が混じった佗び草を配置。前景に置いた佗び草グロッソスティグマのランナーはすぐに伸びるのでスペースは広めにとっても大丈夫。
ベースにしっかりと根が張っている佗び草。植栽時の根へのダメージが全くないので、水中葉への移行が非常にスムーズです。

そのまま勢いよく生長していき、24日後にトリミング、40日後には水景が完成しました。佗び草ならではの完成スピードです。
W60×D30×H36(cm)
石や流木を使うことなく佗び草だけでつくられた凹型構図。有茎草のレイアウトの場合、左右の配色バランスとトリミングが重要になるが、佗び草はその点でもレイアウトに適していると言えます。

今週のオススメ

有茎草MIX(赤系)は水中で赤色を呈する水草を組み合わせています。レイアウトの色彩ポイントとして活用したり、構図のバランスをとったりする際に大活躍します。

全体的に緑色の印象になる通常の有茎草MIXと組み合わせてお使いください。

 

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