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Green Lab. #11 [ コレクターズ・ジャングル ]

aquajournaljpWEBアクア・ジャーナル編集部
Green Lab.ではパルダリウムやテラリウムの作例をもとに、つくり方や植物にまつわるノウハウをご紹介していきます。
[ コレクターズ・ジャングル ]
この水槽は多種多様な熱帯雨林植物を使用し、コレクションケースのようなコンセプトで制作したものだが、どの植物も良好な生長を見せてくれた。言わば、この新しいシステムにおける植物育成の実験的な要素も兼ねていたのだが、奥行きが450mmあるため、葉幅のある植物など選択肢も広がりそうだ。

撮影日:2026年2月9日
制作:内田 成(ADA SUIKEI CREATOR)
水槽:パルダリウムフルシステムPRO 600 ※2026年春発売予定
システムプログラム例
散水(5回)/処理ポンプ(5回)
排気ファン(毎回5分×5)吸気ファン:常時運転(24h)もしくは、植物の状態により1日あたり6h程度へ減らすなど調整。
気温23~26°C/湿度70〜90%

植物:
ピグミー・マッシュルーム
フィロデンドロン sp. カグヤヒメ
アグラオネマ・ピクタム ‘エウレカ’
ミカニア・デンタータ
フィカス・プミラ
ブレクナム sp.
ラビシア sp. リアウ
プテリス・エンシフォルミス “エバーゲミンシス”
ベゴニア・クロロスティクタ
ベゴニア・ダースベイデリアーナ
ピレア・シルバーツリー
トコカ sp.(ペルー・イキトス産)
エンブレマンサ・ウルムラタ
ラビシア・プミラ
ペアルケア・ヒポキルティフローラ
ウォーターローン
カモジゴケ
ハイゴケ
オキナゴケ
パルダリウムフルシステム PRO 600
ケース部:W600×D450×H450(mm)
キャビネット部:W600×D450×H900(mm)
※2026年春発売予定
※照明、コンセントタップなどは別売
※上の画像は前扉が開いた状態です。
ADAが独自に開発したパルダリウムを本格的に楽しむためのフルオートシステムケースです。多湿な環境を好む熱帯雨林植物を、より安定した最適な環境で育成することができます。排水をろ過する4段ろ過ボックス、水質を整える3連フィルター、散水を行うスプレーポンプ、各機能を統合制御する電源BOXで構成されており、水の浄化からミスト供給、育成環境の制御までを一体化したシステムです。
【ブレクナム sp.】
本作のメインプランツとなる木立性シダのブレクナム。ホーンウッドへの固定にはテラテープを使用しました。時間の経過とともに力強く根を張り、長期的にも安定した生長を見せています。

 
【フィロデンドロン sp. カグヤヒメ】
コンパクトなサイズで維持できるサトイモ科の植物。ナチュラルな色味と穏やかな葉のフォルムが特徴で、本作では前景と中景をつなぐ位置に植栽しました。個性的で存在感のあるジャングルプランツの中において、全体をやわらかくまとめる中和的な役割を果たしています。

 
アグラオネマ・ピクタム ‘エウレカ’
スマトラ原産、迷彩柄がとても美しいサトイモ科の植物。一般的なピクタムよりもシャープな葉が特徴で、混栽した際に光を過度に遮らないため、コレクションケースのような植物密度の高いレイアウトスタイルでも、健康的に育成することができました。

 
【ベゴニア・クロロスティクタ】
ボルネオ島原産の木立性原種ベゴニア。まるで抽象画のような不思議な葉の模様が美しく、重要なアクセントとなりました。1日あたりの散水回数を増やしてからは、新芽の展開が早まり、今後さらに大型化していくことが期待されます。

 
【トコカ sp.(ペルー・イキトス産)】
葉の付け根が膨らみ、アリと共生する生態を持つ、いわゆるアリ植物。パルダリウムフルシステムPROの高さ450mmを生かすことで、直立性が高いトコカでも余裕をもって栽培することができました。 

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