ADA

ADA AQUATIC PLANTS LAYOUT CONTEST 2021

aquajournaljpアクア・ジャーナル編集部

ADAスタッフが個人で制作・管理した水草レイアウトをIAPLC基準で評価


ADAでは毎年、IAPLCと同じスケジュール、同じ審査基準で社内コンテストを行っています。
水景クリエイターや部署を問わず、有志がレイアウト勉強会を開きながら日々、切磋琢磨しているのです。
ここではADAランキングトップ3となった作品を紹介させていただきます。

ADA RANKING 01



荒木 大智 (海外貿易部)
「棲み家」 水槽サイズ W120×D45×H45(cm)

水 草:エキノドルス・テネルス/オーストラリアン・ドワーフヒドロコティレ/ニューラージ・パールグラス/スタウロギネ・レペンス/ロターラ sp.Hra/グリーン・ロターラ/ゴイアスドワーフ・ロターラ/ニードルリーフ・ルドウィジア/クリプトコリネ・ウェンティ グリーン/クリプトコリネ・ウエンティ ブラウン/クリプトコリネ・ウエンティ トロピカ/ブセファランドラ sp. シンタン/ハイグロフィラ・ピンナティフィダ/ボルビティス・ヒュデロッティ/ウィローモス
魚 種:ラスボラ・ヘテロモルファ/バジス・バジス/サイアミーズ・フライングフォックス/オトシンクルス/ヤマトヌマエビ




多種多様でカラフルな水草の群生美を表現することをテーマとし制作しました。近年のIAPLCでは、そうしたテーマの水景が少なくなってきていると感じており、私は常々水草本来の美しさを引き出すような水景づくりを心がけています。この作品は目立った印象の表現はありませんが、ネイチャーアクアリウムの基本(黒バックがクラシカル!)に沿ったバランスの良い水景に仕上げることができたと自己評価しています。見ていても疲れない、目と心にやさしいネイチャーアクアリウムです。


ADA RANKING 02



内田 成 (ネイチャークリエイション部)
「滔々」 水槽サイズ W120×D45×H45(cm)

水 草:セイロン・ロターラ/セイロン・ヌパール/ルドウィジア・グランデュローサ/アルテルナンテラ・レインキー/エリオカリス・ピビパラ/アポノゲドン・リギディフォリウス/ポタモゲモン・ガイー/ハイグロフィラ・ポリスペルマ/フィランサス・フルイタンス/リシア/ハイグロフィラ・ピンナティフィダ/ボルビティス・ヒュディロッティ/ウィローモス
魚 種:チェリーバルブ/アラバマレインボーシャイナー/ドレイプトフィン・バルブ/ブッシープレコ/ヤマトヌマエビ




最終的に水槽を写真で収めることがレイアウトコンテストの大きな目的でもあるので、撮影までの約3カ月間は常に完成形をイメージしながら管理を行いました。私の部屋にある水槽は「遊び心を持ちながらつくる」がモットーですので、この水草レイアウトも流木を動物の牙に見立ててみたり、そこから発想を広げて常にワクワクしながら柔軟な発想で制作することができました。こういった自由な感覚から今後の水景クリエイターとしての仕事につながり、新たな表現技法が生まれてくるのだと信じています。


ADA RANKING 03



佐藤 拓郎 (第一営業部)
「新緑と潮風」 水槽サイズ W60×D45×H36(cm)

水 草:エキノドルス・テネルス ブロードリーフ/ニューラージ・パールグラス/スタウロギネ・レペンス/ロターラsp.Hra/ロターラ・インディカ/グリーン・ロターラ/セイロン・ロターラ/パールグラス
魚 種:グリーン・ネオン/オトシンクルス/サイアミーズ・フライングフォックス/ヤマトヌマエビ




今回の作品は前面から化粧砂と龍王石、水草を交互に配置し奥行きを意識し制作しました。さまざまなロターラを使用し、有茎草のグラデーション表現を試みましたが、色に差が出ず上手く表現できなかった所が反省点です。使用水槽は新サイズのW60×D45×H36(cm)で既存のサイズよりも奥行きがある分自由度が高く、表現の幅を広げたい方にオススメです(営業部なので…)。

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