IAPLC 2019.12.06
TOP OF THE WORLD 2019 #07
THE INTERNATIONAL AQUATIC PLANTS LAYOUT CONTEST 2019
世界ランキング7位
BRONZE PRIZE
チ・ジャン
中国/森の中の沼江

水草
ブセファランドラ/アヌビアス・ナナ プチ/ハイグロフィラ・ピンナティフィダ/パールグラス/アマニアsp. /ボルビティス・ヒュデロッティ/ニードルリーフ・ルドウィジア/ロターラsp. Hra/グリーン・ロターラ/ミズマツバ/リムノフィラ・アロマティカ/ニュ-ラージ・パールグラス/ウィーピングモス/フレイムモス/プレミアムモス/ホトニア・インフラータ
魚種
ラミーノーズ・テトラ/ブリコン・メラノプテルス/キラースネール/オトシンクルス/ヤマトヌマエビ

Interview with the Bronze Prize Winner
将来、より多くの人が 自然に関心を持ち 好きになって欲しいと思う。

年齢/38歳
職業/水景クリエイター
アクアリウム歴/9年
その他の趣味/水泳、旅行、ダイビング、音楽、映画
過去の受賞歴/ 今まで200位以下でした。
AJ 今回の作品の発想はどこから得たものなのでしょうか。
今回のテーマはエバーグレーズ国立公園の森です。最初から湿地をテーマにした作品にしようと決めていましたが、なかなか案が浮かびませんでした。たまたま、ベア・グリルスが出演したサバイバルをテーマとする『MAN vs. WILD』という番組を見て、水没した森林、多様な動植物、潟の神秘さと美しさに惹きつけられました。その後、エバーグレーズ国立公園を紹介する番組と写真を見て、案がまとまりました。凹型構図で、たくさんの素材を使って奥行をつくり、その後何度も調整して最終的に今の構図になりました。また、透かし効果を出すことによって、高低起伏の環境を表現しています。素材の大きさや太さを生かして、奥行きをつくり出しました。豊かな水草がエバーグレーズに生きている植物の多様性を意味しています。
AJ 水草レイアウトの一番の魅力とは何ですか。
水草レイアウトの魅力は、制作する過程で論理的な思考や手の器用さなどを鍛えられることです。また、静かな環境で美しい生態景観を眺めることで仕事や生活からのストレスを解消でき、心は穏やかになります。何より、一番大事なのは自然や身近な生態環境を知ることだと思います。
AJ 今後、制作してみたい水景はありますか。また、この趣味に関連した達成したいことや夢はありますか。
今後も引き続きインパクトのある水景をつくりたいです。水草の種類をたくさん使うことによって、新鮮味を出したいです。将来、より多くの人が天野先生のように自然に関心を持ち好きになって欲しいと思います。
