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NATURE IN THE GLASS 「厳しさと寛容の森」Part2

aquajournaljpアクア・ジャーナル編集部

印象の異なる陰生水草と陽生水草で自然の奥深さを表現

水草の配植で表現した奥行き感
中央のバリスネリアは密度を調節して奥行きを演出。左奥のエキノドルス・ジャングルスターのシルエットが流木と同化し、さらに奥深さが生まれた。
混栽による自然感の表現
自然の草むらは複数種の植物が混ざって生えていることが多い。バリスネリア・スピラリスとポタモゲトン・ガイーで、そのような自然感を表現した。
アヌビアスとモスの自然感
今回はメリハリを重視し、モスを活着させる部分と流木を見せる部分を明確にした。アヌビアスの周りをモスで覆うことで、メリハリのある自然感を表現。
エキノドルスの使い方
エキノドルスの葉は水草としてはやや強い印象があるため、構図素材や他の水草の間に見え隠れするぐらいに植栽すると全体と調和しやすい。光が透過して葉脈が美しいエキノドルスをバックに泳ぐエンゼルフィッシュが、アマゾンのイメージを掻き立てる。
シダ類を配置するポイント
シダ類は流木の適切な箇所にバランス良く配置。その際、流木の地肌を必要以上に隠さないように注意し、素材の印象をできるだけ残すようにした。
魚の隠れ家と下草
シダ類の葉でできた陰の部分は、小さな魚たちの格好の隠れ家に。下草にはコブラグラスを植栽。コブラグラス緑色が濃いため、同系色のシダ類ともよくマッチする。

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