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ADA EVENT REPORT – イタリア 2025

ADA EVENT REPORT – イタリア 2025

aquajournaljpWEBアクア・ジャーナル編集部
2025928日、水景クリエイター本間裕介によるW900㎜水景制作イベントがイタリア・パドバのAgripet Gardenで行われました。

イタリア・パドバでのADAのイベントというと、2003年に天野尚がアクアリウムショップ「Viva Aquairum」で行ったことがあります。天野が行った制作イベントも2003928日で、23年後の同日に同じ都市で制作イベントを行う偶然に驚きを感じながら当日を迎えました。
ベネチアから1時間ほど離れた場所に位置するAgripet Gardenは爬虫類や鳥、ジャングルプラントの取り扱いもあり、水草水槽、パルダリウムをメインにしているショップです。定員50名のチケットは完売していましたが、当日は70名ほどの来場客となり、イタリアでも熱心な愛好家が多くいることがわかりました。中には、23年前のイベントにも参加した方が3名もいらっしゃいました。昔の写真集を持ってこられる方も多く、長年にわたりNature Aquairumを楽しんでもらえていると感じました。
レイアウト制作の水草準備には、お客様の中から何名か参加くださり、和気あいあいとスタートしました。主催側としては時間が気になりましたが、ここはイタリア。待っている方々はお昼を食べながら、北イタリアで有名な「スプリッツ」を飲みながら談笑されており、時間はゆっくりと流れているようでした。
本間のレイアウトは、制作前日にパドバ周辺の自然散策から得たインスピレーションを加えたもので、多種類の水草で平和な水中世界を表現し、環境意識を次世代へ繋いでいくことがコンセプトとなっています。参加者と意見交換をしながら制作したこのレイアウトは、会場全体でつくり上げた作品となりました。
「メンテナンスは任せて!」と頼もしいAgripetのオーナー夫妻。今後水草が生長し、どのようにレイアウトが完成するのか楽しみです。

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