LAYOUT 2019.08.30
NATURE IN THE GLASS 「風吹くほとりに」
インテリア・アクアリウムをテーマに制作した
 涼しさを感じるレイアウト
[ 風吹くほとりに ] 60cm水槽はレイアウトをつくるのに手頃なサイズだが、水草を多めに植栽してしまうと空間が埋まって圧迫感が出やすい一面もある。これを避けるには、最初から空間を広く取った構図をつくり、水草も管理の手間が掛からない種類を選ぶことがポイントとなる。広い空間は視覚的な圧迫感の軽減や魚の遊泳スペースとしての意味があるが、植栽する水草の総量を減らし管理の手間を軽減する効果もある。インテリアとしての水景は、手間が掛からないというのも大きなポイントである。

DATA
撮影日:2019年5月7日(ADA)
制作:荒木 大智(レイアウト制作・文)
水槽:キューブガーデン W60×D30×H36(cm)
照明:ソーラーRGB×1基 1日8時間30分点灯
ろ過:スーパージェットフィルターES-600 (バイオリオS)
素材:万天石、ブランチウッド
底床:アクアソイル-アマゾニアⅡ、ラプラタサンド、パワーサンド・アドバンスS、
バクター100、クリアスーパー、トルマリンBC
CO2:パレングラス、グラスカウンターで1秒に2滴(タワー使用)
AIR:リリィパイプP-2 13Øによるエアレーション 夜間消灯時15時間30分
添加剤:ニュートラルK、グリーンブライティ・ミネラル、グリーンブライティ・ニトロ
換水:1週間に2度 1/3
水質:水温25℃ pH:6.4 TH:20mg/L
水草:BIO みずくさの森 ハイグロフィラ・ピンナティフィダ sp.ウッタラカンナダ/ BIO みずくさの森 エレオカリス・ビビパラ/BIO みずくさの森 アヌビアス・ナナ・プチ/BIO みずくさの森 リシア/クリプトコリネ・スピラリス/ウィローモス(モスバッグ)
魚種:ブルーアイ・ラスボラ/スカーレットジェム/サイアミーズ・フライングフォックス/オトシンクルス/ヤマトヌマエビ
 
 
 配植のポイント
ハイグロフィラ・ピンナティフィダとエレオカリス・ビビパラは、どちらも育成や管理が容易な水草で、トリミングによって好みの形をつくりやすい。これらの水草を、トリミング直後でも景観が悪くならないように配植するのがポイント。
ハイグロフィラ・ピンナティフィダとエレオカリス・ビビパラは、どちらも育成や管理が容易な水草で、トリミングによって好みの形をつくりやすい。これらの水草を、トリミング直後でも景観が悪くならないように配植するのがポイント。

 魚種の選択
風に乗って空を飛び回るような涼しげな印象のブルーアイ・ラスボラと、水草の間から顔をのぞかせる愛嬌たっぷりのスカーレットジェムが、インテリア・アクアリウムに癒しを添える。
風に乗って空を飛び回るような涼しげな印象のブルーアイ・ラスボラと、水草の間から顔をのぞかせる愛嬌たっぷりのスカーレットジェムが、インテリア・アクアリウムに癒しを添える。
 
  
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