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THE CHARM OF SUBMERGED LEAVES 「水中葉の魅力」

aquajournaljpアクア・ジャーナル編集部

「水中葉の魅力」


水草だけが持つ優雅で繊細な姿。一口に水中葉といっても、赤い姿、透明感ある姿、スレンダーな姿…などその美しさにはそれぞれの特徴があります。これは水草が進化の過程で陸上から水中へ息づくために、それぞれが独自の姿を獲得したからでもあり、そんなバリエーション豊かな水草の姿に私たちは興味を覚えるのです。ネイチャーアクアリウムでは当たり前の水中葉ですが、植物としては特殊な形態であり、だからこそ水草には深い魅力があるのです。

繊麗


水面にたなびくほど長く伸びた姿
Vallisneria spiralis

鮮紅


光を浴び赤く染まった姿
Rotala sp. Hra

気泡


無数の酸素の粒をまとった姿
Riccia fluitans

透明


セロファンのように透き通った姿
Nuphar japonicum

繊細


羽毛のように細やかな姿
Myriophyllum sp. ‘Guyana’

「ADA オススメ水中葉図鑑」目を引く魅力的な水中葉


今回は、ADAでラインナップしている水草の「水中葉」にフォーカス。レイアウトで映える魅力種から、単体でも楽しめる水草を8種セレクトしました。それぞれの水中葉の特長とオススメの植栽ポイントをご紹介します。
爽やかな緑色で魅せる
佗び草 グリーン・ロターラ
Rotala rotundifolia ‘Green’
原産地:東アジア/ミソハギ科
ブライトグリーンで細かい葉を展開します。背景に植栽し、トリミングによって密生度を高めることで美しい緑の茂みを楽しめます。

 
鮮烈な赤が水景を引き締める
BIO みずくさの森 ルドウィジア・スーパーレッド
Ludwigiaf repens ‘Super Red’
改良品種/アカバナ科
赤紫色の水中葉は赤系有茎草の中でもひと際目を引きます。背景で楽しむのはもちろん、中景でのワンポイントとしても活躍します。

 
独特な葉模様と色合いが魅力
BIO みずくさの森 ルドウィジア・セネガレンシス
Ludwigia senegalensis
原産地:アフリカ/アカバナ科
レンガ色の葉は丸みと緩やかなウェーブがかります。背景にワンポイントで植栽することで水景に華やかなアクセントを添えます。
活着させて自然感を演出
BIO みずくさの森 ハイグロフィラ・ピンナティフィダ
Hygrophila pinnatifida
原産地:インド/キツネノマゴ科
緑~赤褐色に色づく細長い葉で羽根状に深い切り込みが入ります。 中景で流木や石に活着させることでグッと自然感が出ます。

 
繊細さと力強さを感じさせる
BIO みずくさの森 プロセルピナカ・パルストリス
Proserpinaca palustris
原産地:北米/アリノトウグサ科
ノコギリのような細かく鋭い葉になるのが特徴。生長は緩やかなため中景~背景のポイントとして植栽するのに適します。

 
細長く分岐する深緑の葉が美しい
ジャングルプランツ ミクロソラム・トライデント
Microsorum sp. ‘Trident’
原産地:東南アジア/ウラボシ科
葉先が3つに分かれるのが特徴。中景で流木や石に活着させて育てることで、歳月を経た趣あふれる水景を演出するのに役立ちます。
ビビットな赤色が水景を彩る
ジャングルプランツ エキノドルス・ファンタスティックカラー
Echinodorus ‘Fantastic Color’
オモダカ科/改良品種
透明感のある赤い葉がスタイリッシュさを感じさせる品種。 美しい草姿を活かすためネオグラス エアなどの小型水槽に入れて育てるのがオススメです。

 
光沢のある深紅の葉が渋い!
ルドウィジア sp. クリスタル(製品化に向け研究中)
Ludwigia sp. ‘Crystal’
原産地:不明/アカバナ科
育成条件が整うことで細長く繊細な水中葉を展開します。深い赤みを帯びた葉が背景を華麗に彩ります。

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