ADA

NATURE AQUARIUM GALLERY #10 「SHIBUMI」

aquajournaljpWEBアクア・ジャーナル編集部
ネイチャーアクアリウム・ギャラリーでは、日々水景の制作やメンテナンスが行われており、ネイチャーアクアリウムのノウハウが培われています。WEB AJ「NATURE AQUARIUM GALLERY」では、ADAのメンテナンススタッフにインタビューを行い、ネイチャーアクアリウムの作例と、ADA製品を使用した管理・育成のポイントを紹介していきます。
暗から明へレプトキルスがつなぐ三層の色景
[ SHIBUMI ]
前景にはダークトーンのコブラグラス、背景にはブライトトーンの有茎草を配し、その間を中景のレプトキルスがやわらかくつないでいる。明暗の異なる水草を段階的に配置することで色の流れを生み、カラートーンをテーマに三角構図でまとめた渋みのある水景。
DATA
制作日:2025年1月9日
撮影日:2025年8月22日
制作:高遠 将史(ADA SUIKEI CREATOR)
水槽:キューブガーデン W600×D300×H360(mm)
照明:アクアスカイ RGB Ⅱ 60 (1日8時間30分点灯)
ろ過:スーパージェットフィルター ES-600(バイオリオG+NAカーボン)
素材:ホーンウッド、山谷石
底床:アクアソイル-アマゾニア Ver.2、パワーサンド・アドバンスS、バクター100、クリアスーパー、トルマリンBC
CO2:パレングラス TYPE2、CO2グラスカウンターで1秒に3滴(タワー使用)
AIR:リリィパイプP-2によるエアレーション 夜間消灯時15時間30分
添加剤:ブライティK、グリーンブライティ・ミネラル、グリーンブライティ・アイアン、グリーンブライティ・ニトロ
換水:1週間に1度 1/3
水質:水温25℃ pH:6.4 TH:50mg/L

水草
コブラグラス・ブラジリエンシス(BIO)※
クリプトコリネ・ウェンティ・グリーン(BIO)※
クリプトコリネ・スピラリス CK(BIO)※
レプトキルス・トライデント(JP)※
パールグラス(BIO)※
グリーンロターラ(BIO)※
ロターラ・インディカ(BIO)※
ロターラ・ワリッキー ロングリーフ(BIO)※
ニードルリーフ・ルドウィジア(BIO)※
ウィローモス(モスバッグ)※
スパイキーモス(モスバッグ)※

魚種
ラスボラ・エスペイ
キンセンラスボラ
プンティウス・ペンタゾナ・ジョホレンシス
サイアミーズ・フライングフォックス
オトシンクルス
ヤマトヌマエビ

※はADA生体製品ラインナップです。

植栽・制作のポイント
色彩をつなぎ、水景全体をまとめる
前景・中景・背景を明確に区分し、中景にはレプトキルスを用いることで前後の色彩をつなぎ、水景全体に一体感を持たせました。さらに、流木が生み出す陰影を構図に取り込むことで、落ち着きのある渋い雰囲気を意図して制作しています。

 
BIO みずくさの森 クリプトコリネ・スピラリス CK
クリプトコリネ・スピラリス CKは、光の当たり方によって葉色が変化するのが特長です。十分な光量下では葉が褐色を帯び、流木レイアウトと美しく調和します。深みのある色合いが、渋い水景の演出に効果を発揮しました。

 
管理・育成のポイント
液体栄養素の添加バランスを調整
シダの展開を促し、より鬱蒼とした印象に仕上げるため、グリーンゲイン・プラスを規定量で2日に1回添加しました。また、モスへの鉄分の沈着を防ぐため、グリーンブライティ・アイアンは3日に1回に抑えています。その他の液体栄養素については、規定量を守って添加しました。

 
アクアスクリーンで水景演出
アクアスクリーンは、水槽背面に直接貼り付けるタイプのスクリーンです。IAPLC FES 2025の水景展示では、本水槽に「アクアスクリーン ノーマルタイプ・ブラック」を使用し展示しました。レイアウトの雰囲気に合わせて背景色を変えることで、より完成度の高い演出が可能になります。

RELATED POSTS関連投稿

POPULAR POSTS注目の投稿