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ケース栽培の革命「CELL」インナーポットシステム

ケース栽培の革命「CELL」インナーポットシステム

aquajournaljpWEBアクア・ジャーナル編集部
従来のケース栽培は、多湿環境を好む熱帯植物の栽培が手軽にできるという点では優れていますが、以下のような3つの問題点がありました。

1.ケース内が狭いため植物の植栽やトリミングが難しい
2.水やりでケースの底に溜まる水を排水できない
3.ケースに付着するコケなどの汚れを掃除しにくい

これらの問題点をすべて解決し、よりインテリア性を高めるガラス製プランターとして開発されたのが「CELL」です。本体はトップケース、インナーポット、ボトムケースの3つのパーツで構成され、ADAのパルダリウムブランド「DOOA」の製品らしくオールガラス製となっています。中でも最も特長的な構造がインナーポットです。このインナーポットがさまざまなメリットをもたらします。
植栽の際は、ガラスの壁に干渉されずにインナーポットに植物を植え込むことができ、作業が非常にやりやすくなります。また、繁茂してきた葉のトリミングや枯れ葉の処理などの手入れも同様で、すべての作業の自由度が格段に上がります。
そして、これまでのケース栽培で一番の問題だったケース底に溜まる停留水も、インナーポットを取り出せばボトムケースから簡単に排水できます。
また、ボトムケースは簡単に丸洗いができるため、底やガラス壁面についたコケや汚れを簡単にきれいにできます。従来のケース栽培では、長期間栽培しているとどうしてもソイル層の部分が汚れて見苦しくなってしまいがちでしたが、「CELL」ではインナーポットとボトムケースが分離するため、常にきれいな状態を保つことができます。
このように、「CELL」のインナーポットシステムによって、従来のケース栽培で大きな問題となっていた作業性、排水性、清潔性という課題をすべて解決し、より手軽に美しくケースを保つことができるようになったのです。
乾燥を好む植物から、腰水状態を好む植物まで対応
インナーポットシステムの利点は、そうしたメンテナンス性だけではありません。インナーポットはボトムケースから少し持ち上がる構造になっているため、排水した水はボトムケースの底に落ちるため、常に用土が水に浸かっていることを嫌う多くの植物の栽培にも対応します。もちろん、水辺の植物や食虫植物など腰水状態を好む植物には、ボトムケースに溜める水の量を調整することで常に用土が水に浸る状態もつくることができます。
また、定期的にインナーポットを取り出し、シャワーなどで植物に水をかけ流すことで新鮮な酸素の供給と用土内に溜まる老廃物を流しだすことも可能です。この鉢植えの植物では必須となる作業が、インナーポットシステムによってケース栽培でも実現できることは、「CELL」の非常に大きなメリットと言えるでしょう。
たくさんのメリットがあるインナーポットシステムを備えた「CELL」で、新しいスタイルのケース栽培をお楽しみください。
DOOA CELL 製品情報
DOOA CELL 特設サイト

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