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ADA LAB GINZA #01

aquajournaljpアクア・ジャーナル編集部
4月22日、東京の東急プラザ銀座5Fにて、ポップアップストア「ADA LAB」がスタートしました。ADA LABとは、ガラスケースと専用LED照明で楽しむ「植物のケース栽培」という新しいグリーンカルチャーに触れてもらうための実験室です。今回はADA LABの見所をご紹介します。
ケース栽培を通じ植物育成の楽しさを伝える
今回のポップアップストア「ADA LAB」は、ADA設立30周年記念イベントの一環として企画したものです。ADAファンの皆様はもちろんのこと、より多くの方々にADAが提案する新しいホビーの楽しみ方を知っていただける機会になればと思っています。そのADA LABとは、簡潔に言えばガラスケースと専用LED照明で楽しむ「植物のケース栽培」を提案する体験型コンセプトショップです。私たちは今、水草と陸上植物を分け隔てることなく、部屋の中での栽培を楽しむためのスタイルを模索しています。しかし実際に植物の室内栽培をやってみると、光の問題で設置場所は窓際に限られ、さらに頻繁な水やりなどの問題があり、これらをクリアしないと長期間の栽培ができないという実情がありました。そこで私たちはNA製品やDOOA製品開発の経験から、ガラスケースと専用LED照明を使用することで、室内の置き場所も制限されずに植物の栽培をより自由に楽しめるようになるのではないかと考えました。ただし、フタをしたガラスケースで栽培するためには「水の好きな多湿環境を好む植物」を選ぶことが前提になります。こうした条件を満たすためにスタッフが育成実験を重ね、ADA LABでラインナップされている植物たち(一部例外もあります)を選定しているのです。さらに、興味を持った植物を大切に育ててみるという体験をご提供できるように、メインに扱う植物の特徴をまとめた「エデュケーションカード」や、ケース栽培の作例をまとめた「ケーススタディブック」なども配付しています。
植物や管理のことでご不明な点があれば、スタッフまでお気軽にお声がけください。会場にはワークショップを行う専用スペースも設けられており、専門スタッフが植栽やレイアウトのレクチャーを行います。また、制作後も安心して育成できるように管理や育成のポイントをまとめた「管理カルテ」を差し上げています。会場では他にも、ネイチャーアクアリウムの新作の展示や、会場限定グッズの販売、イベントの開催など、ADAファンの皆様に楽しんでいただけるコンテンツをいくつかご用意しています。ケース栽培を通してまずは植物を育成する楽しさを感じていただき、そしてネイチャーアクアリウムやパルダリウムの世界を知り、さらにはそれら植物が息づく自然への興味を持つきっかけになればと思っております。コロナ感染予防対策には十分に努めていますので、この機会にぜひADA LABにお越しください。

コンセプトはADAの実験室
店内意匠は、ADAのグリーンラボを移設したかのような実験室を思わせる雰囲気になっています。ここでは各エリアを簡単にご紹介します。
ENTRANCE
エントランスには、水中と水上の植物世界のつながりを象徴する水草ミストウォール120が設置されています。その他にも、本イベントのために制作された水景クリエイターによるネイチャーアクアリウム作品が並びます。
水草ミストウォール120では着生植物の特徴が生かされたレイアウトが楽しめます。
 

 
GREEN HOUSE
店内中央に設けられたグリーンハウスでは、ジャングルプランツ・シリーズをはじめとしたADAの生体製品や、蒐集心をくすぐる珍奇植物たちが並びます。新感覚のグリーンディスプレイが施されており、その中から好きな植物を探すだけでも楽しいエリアです。
 

 
CASE GALLERY
ここでは、ネオグラスエアをはじめとしたさまざまなガラスケースが陳列されています。お気に入りの植物にあわせて、最適なケースを選びましょう。ADA LAB限定仕様のガラスケースも販売しています。
 

 
SETTING LAB
セッティングラボでは、お気に入りのスタイルでミニパルダリウムを制作できます。専門スタッフによるアドバイスを受けることで、初めての方でも楽しく制作できます。植物からガラスケースの選定までオーダーメイドが可能なプランもあります。
ワークショップは予約制です。詳しくは特設サイトをご覧ください。

 
PRODUCT SALES AREA
植物育成には欠かせないメンテナンスツールを筆頭としたNA製品、DOOA製品がショーケースにディスプレイされています。オリジナルTシャツなどここでしか手に入らない会場限定グッズも販売していますので、お立ち寄りの際はぜひチェックしてみてください。

店長 / 佐藤拓郎
水草もさることながら最近はアロイド系植物にもハマりはじめた。ADA本社のいたるところに置かれたガラスケースは、彼の仕業だが黙認されている。ADA LABでは店長を務める。
#02に続く(6月10日公開予定)

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